あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

下りに泣く竜門岳 (奈良県吉野町)

2012-12-17 23:01:12 | お山(全国各地)
2012.12.15 (土)
 
昨日からなんとも見たくも聞きたくもない天気予報
夜までにツアー中止の連絡も入らなかったので諦めの境地で
雨の中を足取り重く出かけて行った
 
集合地の橿原神宮駅に着いてみるとバスは一台
やはり19人ものキャンセルがあったようです
それでも参加者は18人
添乗には当然、先導車もあります
 
吉野町の山ですが近い距離の竜門岳ですので遅めの8:30集合
それでもお弁当がまだ出来てないので大淀の道の駅に立ち寄って時間潰し
 
あれよ・・・・・天気になってきたではありませんか^^v~
 
そろそろお弁当も出来たようですから吉野運動公園へと向かいます
今日の目指す山は正面ですが手前の山に隠れて見えません
 
青空が広がりました~~vv
 
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で、こんな豪華なお弁当戴いてもリュックに入りません
困っちゃうな~!まだ10:00前だというのに皆さんバスの中で食べちゃいました!
ワタシはおにぎりとカップラーメン持ってるので座席に置いて行きます
 
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バスに乗って登山口へと移動です
 
うぁ~い!通ってみたかったトンネル通って行きます
新鹿路(しんろくろ)トンネルから大峠トンネル
長いなぁ~~、何キロあるんだろ?
はい着きました 10:10
宮奥ダムへ続く道の途中に登山口がありました
鐘楼には幸福の鐘と書いてありますがロープが張ってありますので写真だけ
 
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せっかく晴れたと思ってたらまたどんより~~雲ってきました
でも雨は降らないよ!ぜったいに~~!
 
登山口の車道に先週の雪が消え残ってます
 
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苔むした舗装道路を少し登り左へとるといよいよ山道へ
 
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植林の中を登りますが荒れています
散乱した木の枝や出水でぬかるんだ道に足を取られないようにね~
頭注意~~~!!
 
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ふうふう、汗が出てきました
ちょっと期待したんですが雪のかけらもありません
三津の集落への分岐ですよ~とすらりとしたお姉さんが教えてくれます
 
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ここは真っ直ぐですよ~
平坦な歩きやすい道になりました 10:50
 
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今日の唯一の展望地 180度しか広がりません
鉄塔の芝生の斜面で休憩
少し風が冷たくなりました
雪が少し残っていますね
 
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西の方向に二上山が望まれます
 
 
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少し左に目をやれば
葛城山、金剛山
金剛山の上は雲が厚いです、雨かな?
写真だとほんとにうっすらとしか見えませんね~
 
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雨を覚悟で来たのですからこの展望で善しとしましょう
 
山頂まではもう少し
さっさと登りましょう
雨で登り坂はずるずる~
誰か?鹿か?ずる~っとした跡があります
同じようにならないように注意しながら登ります
低山でも山や岳とつけば最後はきつい登りがあるものです
大股で岩場を越えて山頂に着きました 11:35
雑木の中に小さなお社がポツンと祀られています
 
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竜の社なのに何故か虎が吼えています
 
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一等三角点 904.1m 竜門岳
 
 
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風を避けてお昼休憩
常連さんがフリーズドライの豚汁を御馳走してくださいました
なんだか宴会が始まったようですが
お達者な方々ばかり
 
冷たい風で直ぐに酔いも冷めたようで
 
下山に取り掛かります 12:05
リーダーから侮ってはなりません!と注意が飛ぶ
とにかくお尻を着いて手を着いて安全第一でお願いします!
 
下山開始~
道はだんだん荒れて尻餅ついた石が真っ二つに割れて片方が転がり始めます
前方には二人だけでしたので難を逃れました
ごめんなさい、ワタシです(--)
 
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あと3.0km歩きますよ
 
侮れない下山道、掴もうと手を伸ばせば茨の蔓
手袋してても痛いよ~!
 
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沢を幾つか越えてまだまだ道は荒れ放題
 
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ちょっと広い道になったけど、落葉の中に隠れてる石にご用心!
 
岩場も多いですよ!後ろ向きになって下りてくださいね~
 
と、申し送りする矢先に、おっと~~!の低い声!
 
惜しかったチャンス逃した~(ア、スミマセン)
 
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やっと一息つけるところに下りてきた 13:15
何やら石柱があります
 
リーダーが説明してくれますが案内板を読みます
 
奈良時代にこの辺り一体に壮大なお寺があったそうだ
竜門寺の宿坊や塔中の跡が僅かに残っています
 
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心柱の礎石が落葉に埋もれています
 
 
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 なんだか新発見をしたような気分で広くなった林道を下ると
立派な滝が右手に現れた
 
滝への下りて見る
 
竜門の滝
 
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滝の淵から流れ下る激流は正しく龍の如し
 
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 滝の淵にはかの俳聖
松尾芭蕉の句碑もある
読み取れない
 
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滑りますから気をつけて~!

言ってるのに
またも男性がすってん!
幸いお尻から転んだので異常なしで済みました
 
滝見物も終えて林道をスタコラと下ります
 
先ほどの龍門寺では久米仙人も修行したようです
その昔はこの辺りには洞窟もあったのでしょう
久米仙人窟跡の石柱もありました
 
そしてやはり格式高いお寺であったことが窺い知れる「下馬」の石柱も
 
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そしてそして芭蕉さんの俳句が判明しました
 
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あれ~?お勉強しにきてたの~?
みけさん
 
え?お正月の裏白と榊を採ってるの?
 
あっちの山もそっちの山も行ったけど
新芽を鹿が食べたのか、いいのがないのよ
あったと思ったら違う羊歯ばっかりと
高~いところで笑顔でお元気です
 
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やっと山口の里へと下りてきて一安心です 13:50
 
 
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振り返って登ってきた竜門岳を今一度確認
え~どれだろう?一番奥の山かな?
 
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ゴールの山口神社に立ち寄ります
 
とても立派な本殿ですね
 
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こちらは高鉾神社とありますね
燈篭の中にありますよ~なんてね^^
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なぁ~るほど、八代将軍徳川吉宗公縁の神社でした
 
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拝殿の前の燈篭は立派です
 
 
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お~、今日も伊勢街道(和歌山街道)に触れることができました
 
感動です
 
参道の名残の紅葉を見上げてお暇します
 
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あら?バスは?
歩きが足りないようですので吉野運動公園まで歩きます 14:10
着いちゃいました
 
強烈な雨、雷の予報だったけど全く雨に打たれることなく無事に下山できましたよ
 
 
今日のコース
宮の奥登山口~竜門岳山頂~竜門の滝~山口神社
歩行距離約6km/約4時間 それでも★★★★
 
う~ん、あの下りなら納得かも
 
大峰の山ならまだ下山まで2時間くらい要するところ早くも温泉に向かいます
置いて行ったお弁当をたいらげます
 
今日は、初めての「津風呂湖温泉」
 
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脱衣場のロッカーが狭くて大勢だったら大変だったな
 
浴室もこじんまりとして地元の方々の寛ぎの場といった感じ
 
アメニティは馬油で揃えてありました
 
露天風呂も小さいながら山茶花を愛でながら、つるつるりん
 
16:30には解散
 
18:00にならないうちにもよりの地下鉄の駅に着いたら
 
土砂降りの雨だった @@
 
 
 
今日も楽しい山歩きと歴史のお勉強が出来
大好きな街道にも触れ幸せでありました
 
 
明日になれば、この感動も学んだこともすっかり忘れてしまうのですが・・・・・・・・(--;