あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

四国八十八ヶ所歩き遍路区切り打ち (松山市道後~伊予北条)

2012-06-05 19:09:50 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2012.05.07(月)
 
いよいよ今回の区切り打ちも最終日
 
 
朝は4:00起床
窓を開ければほわ~んと蜜柑の花の香り
仕度を整えて天気予報を確認して待機する
 
6:00 お宿で朝食を頂く
 
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6:25 今一度、石手寺さんへお参りして裏山道からお遍路道を越える
 
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道後温泉から市内で少し道迷い 30分はロスしたかな?
 
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ようやく松山大学の北口からグラウンド沿いに遍路道へと合流
前からおじいちゃんがにこにこしながら近づいてきて詳しくルートを教えてくれる
 
だんだん田んぼばかりの道になり畦道に遍路案内の石標を見つけては安心する
昨日のイケメン君もSさんも見当たらない
もうとっくに先へ行ってるのだろう
 
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集落を過ぎてはたんぼや畑の中へとくねくねと進んで行く内にふっと表示がなくなった
通りすがりの男性にたずねるがあまり良くわからない
地図とニラメッコしながら住所表示を確認して軌道修正
とりあえずJR予讃線に突き当たってみることにする
 
どうやら合っているようです
安城寺経由で大将軍神社へと大回りしてきたようです
少し駆け上って溜池の土手を下って近道で県道に出ました
どっちかなと交差点を行過ぎて標識を探している前方でこっちこっちと手を振ってくれる男性
 
見えました一ノ門
ありがとうございますと一礼して参道へと向かいます
山門を潜ってから本堂への道が長い 9:10
 
52番札所太山寺
 
 
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21番札所太龍寺を思い出しました
すると前から昨日のイケメン君がお参りを済ませて戻ってきました
今朝、6:00にお寺を出発したようです
お互いにこの先無事に結願まで歩けますようにと挨拶して別れます
 
本堂までの最後の上り坂、結構きついです
 
やっと到着した本堂 9:25
 
すると下のほうからSさんが到着です
 
やっぱり松山市内道後で道迷いしたらしい
 
お参りを無事済ませて次へと向かいましょう
 
同行二人の地図を穴の開くほど見ていたはずなので自信たっぷりで
こっちの道だと言い張り進む
道で行き逢った民家の奥様も尋ねると合ってると教えて頂き
更に後を追いかけてきて伊予柑を持たせてくださる
 
古い遍路の木板案内にちょっと不信を抱きながらも進む
しかし集落の最奥の民家に行き当たり道がなくなる
 
納屋で仕事中の老夫婦にお聞きするとやはり行き止まりのようだ
 
もう一度あの遍路板まで戻って確かめるが殆ど文字は消えていて不明だ
地図を見直して山門まで戻ることにした
どうやら奥の院への古い表示板だったようだ
 
一ノ門まで戻って進路の修正
 
ごめんね~、どうも今日は勘が冴えないみたいで~
 
と言い訳しながらも楽しくおしゃべりして足取りは軽い
 
今日の参拝のお寺はここでお終い
 
53番札所円明寺 10:55
 
 
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立派な中門がある
 
 
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さぁ~無事に今回の区切り打ち予定の札所は参拝できました
後はひたすら今日中に歩けるところまで頑張って行きましょう
 
Sさんが同行してくださるのでとても心強いです
 
いろいろとお話伺っていると驚きの連続
 
彼女は前回宇和島近辺まで歩いています
今回は大洲からワタシと大体前後して歩き
この先八十八番さんまで通して歩く予定らしいです
そして彼女の朝の歩きの素晴らしいスピードとあまり休憩しない理由
なんとフルマラソンの現役一般選手でした
大阪マラソンにもエントリーしているとか
6月の抽選で外れないことを願います
 
そんなこんなで話しながら道は街中をどんどん外れて行きます
途中で団地の中に迷い込んで行き止まり
地図を良く見ないといけません
踏み切りは渡るのと潜るのとでは大違い
雲行きも怪しくなって閉店しているお店の前で雨宿り
行動食と飲料を摂って暫く待っていると雨が止みました
よくよく店の名前を見れば
へんろ路
これも何かのお導きとお礼を申して立ち去ろうとすると
お店の奥さんが自転車でご出勤
少し訳を話してお礼を述べて歩きかけると
方向が違うと親切に教えていただく
 
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やがて雨が上がり蒸し暑い中を海岸線へと出ます
 
堀江港の辺りからはヨットも沢山停泊しています
沖に島も見えて霞んでいますが素晴らしい景色になりました
 
 
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粟井まできたらお腹がぺこぺこです
12:30です 道路沿いのコジャレなお店でパスタを頂きます
パスタ大好きなもので
ちゃっかりSさんにお接待ご馳走になっちゃいました
 
見事な海岸線を見ながらひたすら歩きます
 
円明寺から8キロほどは歩いてきたと思われます
 
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程なく伊予北条に入りました
実はSさんは一昨日泊まった「桃李庵」のご主人に
歩き遍路さんに限ってそれも平日だけ格安で泊まれるというホテルを紹介され
事前に予約していた宿をキャンセルして急遽変更したのでした
そこには日帰り温泉もあるとのことでワタシも立ち寄ることにしました
 
14:55 ホテルに到着
 
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チェックインは16:00からとのことで暫くSさん手続きに手間取りました
なんとか部屋に通されたようです
ワタシは温泉に入ったら直ぐに出発するので部屋に荷物を置かせて欲しいと頼みましたが
ダメでした
 
ちょっと不服に思っていましたが受付の方が良かったら荷物預かりますよ
とおっしゃって気持ちよく対応してくださったので直ぐに不満は取り消しです
 
Sさんと一緒に汗を流して夕食を一緒にと、、、
今度はSさんの食事は5時からとのことで
一人だけ鯛めしとミニうどんセットをかき込み帰り仕度
 
Sさん明日からも気をつけて歩いてね、大阪マラソン参加できるといいね、じゃ~ね~
と、送り送られしてホテルを後にまた歩きます
 
が、また汗をかくのも嫌になってJR予讃線の伊予北条へと踵を返したのでした
 
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18:00過ぎの列車に乗って今治へ出て
22:00過ぎ 夜行バス「いしづちライナー」で翌朝5:30 大阪ハービスエントまで
ぐっすりの帰路となりました
 
 
今回の歩き遍路区切り打ち((5/3~5/7))
いろんな方との出会い
心温まり頭を下げてばかりのお接待
番外霊場、石鎚山登山
 
何よりこの自分の足で総距離130キロほどを元気に歩けたことに感謝です
 
そしていつも励ましてくださった皆様に感謝です
 
 
※岩手のUさんは5/12区切り打ちを終えられました
※鎌倉のSさんは5/18無事結願されました
 

四国八十八ヶ所歩き遍路区切り打ち(久万高原~石手寺へ)

2012-06-05 13:20:54 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2012.05.06(日)
 
今日は急ぎ足の六ケ寺参拝です
 
ですが、昨日、番外霊場の石鎚山へ登り久万高原のバスターミナルへ戻ったのが18:00過ぎ
そこから4キロの道のりはお宿のご主人のご好意で車で迎えにきて戴いて歩いていません
 
ワタシの気持ちをいち早く察してくださった宿のご主人が
これまた朝早くその地点まで車で送ってくださいました
 
朝4:45に車で宿を出て5:00にはバスターミナルに到着
まだ明けやらぬ久万高原を朝飯前の4キロウオーキング
荷物はウエストポーチだけです
 
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40歳を過ぎて思い立ち四国八十八ヶ所を巡りその後も幾度か巡って
6年前にこの地にとうとう遍路宿を営むこととなったと語って下さるご主人
まだワタシよりも歳はお若いです
若くて可愛らしい奥様と二人、真心でのおもてなし
お宿の名前は‘‘桃李庵’’(とうりあん)
ご主人の信念と四国への思いがいっぱい詰まった癒しのお宿です
 
玄関を入ればストーブが炊かれ木の温もりを感じます
1時間のウオーキングを終えて戻るのを待ちかねてくださってたのか
朝食が用意されていました
他の同宿の三人の方も待っていてくださいました
 
皆さんお待たせしてすみませ~ん
それではいただきましょう
今日の27キロの歩きの源、しっかりいただきます
 
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ご主人の持ち山に作られた遍路道への繋ぎの山道を登り手を振って出発です 6:25
 
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前々日にお宿が一緒だったSさんと暫く一緒に歩くことにしました
 
三坂峠のアスファルト道をゆるゆると登って行きます
これが荷物の多いワタシには結構堪えます
 
この久万高原には四国ながらスキー場が2,3あるようです
 
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Sさんはスタスタと先に行きます
 
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遍路道へと入ると楽な山道
峠のピークを過ぎ下りになりました
ここからは松山市内へとただひたすら下るのみです
 
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下って下って40分
休日のみ地元のお年寄りが寄ってお接待をしてくださるという「坂本屋」でトイレと小休止 7:40
反対から逆打ちの歩き遍路の男性がやってこられます
これから登りは大変です
 
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なんだかパラパラしてきました
空も一変に暗くなりました
網掛石に到着
 
不思議な石ですよ、石には網の目の跡ががくっきりとついています
 
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さぁーっと通り雨だったようですが幸い一粒二粒、頬を濡らしただけで済みました
 
山間の田園地帯を川沿いに下って行けばもう松山市内へと入りました
ウツギの花が色鮮やかで遍路道が華やぎました
 
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遍路表示に従ってSさんと話しながら歩いて着いたのが46番札所浄瑠璃時 8:50
道路の向かいにひょこっと現れた山門
 
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本堂で御真言、大師堂で勤行を済ませ境内を少し散策
樹齢千年の御霊木
なんだか不思議な気がする雰囲気の良い札所でした
 
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のんびりすることもせず次の札所へと向かいます
 
10分も歩かずに47番札所八坂寺
 
 
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 だんだん気温が上がりすっかり汗をかいてきました
 
遍路の祖と言われる衛門三郎の生まれ在所にある文殊院に立ち寄ります
 
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札始大師堂でリュックを下ろして一息入れることにします
Sさんはほとんど休憩せずに水分もあまり口にせず、ずんずん歩きます
先に行ってもらうことにしました
すると近くのお墓で手を合わせておられたおばぁちゃんが電動の車椅子で寄ってこられ
現金二千円を差し出され
「ご一緒の方とお二人にお接待です」とおしゃる
初めは辞退したが白い納め札でもありがたいと受け取って頂きワタシもありがたくお接待を受ける
さぁて、Sさんはもう前に見えないがどうしたものか
いずれかで追いつけるか判らない
お大師様に試練を賜ったなぁ~~
 
 
とにかく暑さとリュックの重さが肩に食い込み情けない歩きで進む
重信川の上は風が強く帽子は脱いで駆け足だ
 
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48番札所西林寺に到着 11:10
 
 
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Sさんは見当たらない
お参りを済ませとにかく後を追う
昨日、石鎚の土小屋の駐車場で話した男性のお宅はこの近くだと仰っていたが
もうそれどころではない
 
道中で白装束のビシッと決まったイケメン遍路さんが
「荷物大きいですね~通しですか?」と声をかけてきてくださり
へこたれそうな気分が一度に吹っ飛ぶ~^^
 
暫く話しながら歩く
が、彼の歩幅はとてもゆったりしているようだが大きくて早い!!
どうぞ先に行ってくださいね~、と見送りマイペースで歩く
 
49番札所浄土寺に到着 12:15
 
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あ、いました~
Sさんに追いつきました
お参りを済ませて待っていてくれました
先ほどのおばぁちゃんから戴いたお接待の千円を渡すことができました
 
またこの先一緒に歩いてもらえそうです
 
お墓の間を通って行きます
 
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お昼になってますのでどこか適当に食事をしましょうね
と言いながら歩けど店も見当たらず
なんだかだとおしゃべりしているうちに着きました
50番札所繁多寺 13:05

 
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お参りを済ませ見晴らしの良い境内のベンチで休憩
昨日、土小屋で買ってきたお団子を分けて食べます
すると先ほどのイケメン君もやってきました
道中お知り合いになった山ボーイ風の遍路さんも一緒です
皆でお団子や草もちを分けて食べワタシのリュックが幾分軽くなりました
 
お腹もこれでなんとか持ちこたえそうです
イケメン君たちより一足先にSさんと二人で出立です
山門の入り口でアイスキャンディーを売ってたおじさんが手招きしてヤクルトをお接待してくれました
 
早速、グビッと飲み干して空容器はリュックに入れて先へと足取り軽く歩きます
 
小高い丘を下って賑やかな街中へと下りてくるともう松山市内中心部のようです
 
ようやく着きました 14:20
 
54番札所石手寺
 
山門に辿り着く前に土産物屋さんの軒並みを潜って行きます
 
山門にある大きな藁草履を撫でながら一礼してお参りです
 
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三重の塔の向こうのお山にお大師様がこちらを向いて迎えてくださいました
イケメン君も到着して三人で暫くおしゃべりです
 
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イケメン君は別格も全て今回の歩き遍路で通して巡拝するそうです
基本的に遍路小屋での野宿をして歩くようです
しかし今夜の遍路小屋はあまりにも街中で却って休まらないので
境内の物知りのオジサンに教えていただいてこのお寺(石手寺)で泊めていただけるようです
良かったです
1時間余り三人で話してそろそろ今日のお宿へとそれぞれ別れます
ここで初めてSさんとメルアドの交換をしました
流石にイケメン君とは一期一会
 
お寺から数分でお宿に着き
道後温泉まで自転車をお借りしてひとっ走り
昨日までなら連休中で宿もなければ温泉も満員だったようです
今日はゴールデンウイークも最終日とあってひっそりとしたものです
 
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神の湯階下入浴券¥400で今日の汗を流して頑張った足を労いました
 
さっぱりして少し商店街や駅前をぶらりしてみます
 
カラクリ時計や足湯なんかあったかなぁ?
もう随分と昔に来たきりだもんね
 
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今晩は夕食をお願いしてないのでコンビニでパスタ買って行きましょ
お宿にただいま~~と帰るとお部屋にはもうお布団が用意してありました
 
今宵はこのお宿、ワタシ一人の貸切だそうな
 
部屋の前の伊予柑の花の香りが心地よい眠りを誘ってくれる
 
明日はもう今回の歩き遍路区切り打ちの最終日、どこまで歩けるやら
 
 

四国八十八ヶ所歩き遍路区切り打ち(45番岩屋寺~打戻り~久万高原のお宿)

2012-05-15 20:34:24 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2012.05.04(金)(午後の部③-③)
 
45番札所岩屋寺へ無事にお参りして
急ぎ久万高原目指して戻らねばなりません
 
15:30になっています
日が長くなってきたとはいえ木立の中の山中を戻るのは暗くて少し不安です
おまけに、うっかりヘッドランプをリュックに入れたままにしてきました
 
岩手さんにこのまま明るい車道を帰ることを提案すると
快く同意してくださり戻ることにします
 
古岩屋トンネルを通り直瀬川の流れを右に左にと見ながら帰ります
 
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水はとても澄んでおり一端の渓谷になっています
 
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連休中は予約で満室でとても単独の遍路など泊まれません
人気の国民宿舎「古岩屋荘」
 
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四国カルスト自然公園になっているこの辺りの奇岩は見応えがあります
この案内石のところを公園内に沿って遍路道が先ほどの八丁坂との分岐へと続きます
が、車道を行きます
 
 
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奇岩が続く車道と川を挟んだ対岸をお遍路さんが歩いているのが見え隠れします
男性のようです
 
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あのくらいの遍路道ならどこかにまた入り口があるかもね
と言いながらももう山道に戻る気持ちはない二人
 
山吹の実のひとつだに無きぞ哀しき
 
だったっけ?などとすっかり空っぽになった頭でおしゃべりしながら歩く車道
山道の倍以上の疲れです
 
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延々続く車道、しゃ~どう~♪
 
なんだかワタシの眼もカメラのレンズも疲れてきた
 
 
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だらだらと登ると思ったらやっとこさで下り始めてゴルフ場入り口のバス停 16:30
 
また明るくなって田んぼでは代かきの真っ最中
 
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やれやれ~
岩手さんのお宿に到着です 17:00
 
ここで初めてお互いのメルアドと本名を交換しました
明日からは別々の歩きです
 
さぁて、と、ワタシはここからあと一時間4キロの道のりを戻らねばなりません
 
岩手さんと下ってきた遍路道へは戻らずひたすら車道を歩きます
途中で下ってくる男性遍路さんに出会いましたが挨拶は無しです
 
お昼に飛び出した「峠御堂トンネル」を抜けます 17:23
入り口に蛍光帯が備えてあったようですがBOXの中は空っぽなのでそのまま歩きます
段差の歩道は無く結構長いトンネルなので走ります
 

抜け出てきたのが17:30 (カメラの時間)
ゆっくり歩けば10分はかかったでしょうか
 
 
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 トンネルを抜けた安堵感からすっかり遍路道のことを忘れ
車道を下り始めてハッと気が付き地図とにらみ合い
 
やっぱりトンネルを出て直ぐに左へ遍路道があります
慌てて戻って遍路表示の立て札を探し当て山道を下ります
 
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光が入らず薄暗い林を下って行きます
辛うじてくねくねとした車道が見え隠れするので安心です
 
かなりの距離をショートカットして再び車道と合流する頃には影絵も長~くなってます
 
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お昼に参拝した44番大宝寶寺の案内のところまで戻ってきました
あと少し歩こう~あるこ~ワタシは元気~~♪
強がりのラストスパート
 
ここまでくればもうお宿のホテルは近い
 
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きっちり18:00
ただいま~とホテルに到着
 
朝7:20から歩き始めています
途中でトイレやお昼の休憩は取ってます
御参りには納経の時間も加えて其々30分くらいは要していますが
10時間半近く歩き続けたことになります
 
さすがに疲れました
 
食事は18:30からにお願いして部屋でシャワーしてさっぱりすることにします
 
少し遅れてレストランで夕食を頂きます
カウンターが空いていたのでそちらで頂くことにします
 
ホテルの若おかみさんと話していると
どうやら、埼玉の女性もワタシに遅れること1時間くらいで到着し
45番までお参りしたそうだ
彼女は帰りに休日だけの臨時バスに乗って一足早く帰り着いたようだ
明日は46番さんにお参りして松山から東京へ夜行バスで帰るので
とても今日のことを心配していたがなんとか間に合うように御参りできたようでよかった
 
ともあれ当初3日間70キロの予定の行程を2日間で歩いた自分に乾杯だ!!
 
滅多にアルコールは口にしないのだが今日は特別な達成感に浸り
みかんチュウハイをジョッキでグイと傾ける
 
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食事も定番ながら大好物の天ぷらがある
魚の煮付けもお刺身も美味しい~~~
 
 
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少しして隣に若い男性が座った
ワタシの食べっぷりを見て遠慮がちに
「良かったらお刺身食べてもらえませんか
生物はダメなんです、火が通り加工された物は大丈夫なんですが」と言う
 
ワタシはこれしきのチュウハイで酔いが回ったのか
「うわぁ~ありがと、そんじゃ~空っぽの皿と交換ね~」と二人前の刺身を平らげる
 
嬉しくなって
飲めるのでしたら生1杯いかが?と勧めると
じゃ~生ビールをジョッキでと気持ちよく飲んでくれる
 
いろいろと話していると
なんと!!
この青年、トライアスロンや鉄人レースに参戦しているという
あの過酷な「「ハセツネ」」にも過去出場したそうだ
現在はポイント制になってなかなか出場権を得られなくなったと話してくれる
結婚して1年ほどになるが奥様も自転車で日本一周をしたりトライアスロンに出場したりと
スポーツウーマンらしい
ひょっとして有名人かも??
ま、そんなことはどうでも良い
 
現在は島根県に在住で休みを利用して歩き遍路の区切りうちにきているそうだ
 
不思議なご縁だ
 
話しは尽きないが明日のこともあるので早々に切り上げ
部屋へ退散
 
だが、体は疲れているのだろうが疲労感がなく眠れない
アルコールのせいか?
 
一日空いてしまった明日をどう過ごそうか
ベッドに横になって思案する
 
さっき若おかみさんに石鎚山への登山バスの時刻を訪ねたが
休日はバスは走っておらずタクシーで行くしかないとのこと
 
おかしいな?確か祝日と土日だけは登山バスがあったように思うが
と思い始めたら居ても立ってもおられず
タクシー会社に電話を入れてみた
 
すると、やはり記憶は正しかった
バスがあるという
 
よし!! 決まり!!
 
明日は番外霊場の石鎚山に登ろう
 
 
決めた~~~^^    おやすみなさい~~
 
 
 

四国八十八ヶ所歩き遍路区切り打ち(45番札所)

2012-05-15 19:26:43 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2012.05.04(金)(午後の部③-②)
 
 
45番札所のお参りを済ませる
岩屋寺はその名の通りそそり立つ岩山に面して伽藍が建つ
ご本尊は不動明王様
 
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本堂の横の法華仙人の修行跡の岩に殆ど直角な角度の梯子を上って見る
 
 
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親子で登ってきた大きな息子さんの方が
怖々で下りるのが上がるのより一層恐そうだった
 
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周囲を見渡すととても素晴らしい山並みが広がる
下の御参りの人々も小さく見える
 
前方にも岩山が立ちはだかっている
 
 
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法華仙人は、ご来光を拝み暗闇の岩肌を見つめて静かに瞑想されたのだろか
 
そろそろ御朱印を頂いておかねばと
本堂の前に下りて行くと
岩手さんが丁度到着した
 
せっかく一緒にここまで御参りできたのだからと記念の一枚です
 
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岩山がバックに入りきりません
岩手さん満面の笑み
ワタシはブログ友さんのハンドメイドの頭陀袋を肩に満足の笑み
 
 
 
凄いパワーの漲る感がある札所です
今一度振り返り~
 
 
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山門へと長くて急な階段を下ります
 
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車で御参りでも駐車場から歩いて20分は歩きです
 
時間は15:20
 
打ち戻ってお宿へと向かうことにしましょう