シャトー・ディッサン

ボルドー・メドックでも最も古いシャトーの一つ、シャトー・ディッサン。


1152年には、初代イングランド王であるヘンリー2世とエレオノール妃の結婚式でも使われたと言われ、14世紀にはシャトー・マルゴーと並ぶ2大シャトーとも言われていました。


また、ハプスブルグ帝国最後の皇帝フランク・ヨーゼフが、全ボルドーワインの中で最も好んだとワインがディッサンだったと言われています。


17世紀初頭に建てられた城館の門の上には、「王の食卓と神の祭壇のために」という碑文が掲げられており、「最も華麗な城館の一つ」とも言われる伝統あるシャトーです。


1855年のメドックの格付けでは、第3級に位置付けられましたが、しばらくの間、シャトーの評判は下降線をたどります。それが、1990年代半ば以降、ついにその秘められたポテンシャルを取り戻し、今や完全復活を遂げたと言っても過言ではありません！



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