ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ケロッグ博士」

2023年06月29日 | 実話をもとにした映画
1996年公開の映画の紹介です

監督は、アラン・パーカー。
ケロッグ博士の実話小説が元になっている、ブラック・コメディ映画です。
主演・出演は、アンソニー・ホプキンス、ブリジット・フォンダ、マシュー・ブロデリック、
ジョン・キューザック、ダナ・カーヴィ、ララ・フリン・ボイル。


(あらすじ)
1907年。ミシガン州バトルクリーク。
“バトルクリーク療養所”では質問会が行われ、ケロッグ博士が答えていきます。
「セックスは精力の浪費、肉を食うものは死ぬ運命、
避けるべきはタバコ、羽毛布団、ロマンス小説・・・。」
ケロッグ博士はさらに、
「私はコーンフレークの発明者で、医者で、作家の健康推進者だ。」
汽車に乗るウィルとエレノアの夫婦は、相席したチャールズと挨拶を交わします。
チャールズはバトルクリークで会社を設立すると話し、
エレノアは、自分はバトルクリーク療養所の信奉者で、ウィルは初めて訪れると話すのです。
療養所でケロッグ博士と対面したウィルは、
大変容態が悪いと言われ、車いすで運ばれてしまいます。
その後行われた狂気的な健康法に耐え切れず、ウィルはエレノアに帰ろうというも、
「元気になる」と約束したはずと反対されてしまうのです。
一方、相棒のベンダーに会ったチャールズは工場が用意できていないことに怒りますが、
ケロッグ博士の養子・ジョージを見かけうまく使おうと話すのです。
浮浪者のようななりのジョージを見かけたケロッグ博士は、
手を焼くほどのジョージの子供時代を思い出すのです・・・

**********************************************************
原題は『The Road to Wellville』
訳は「ウェルビルへの道」。
「ウェルビル」の意味するところは分かりませんでした~

T・コラゲッサン・ボイルの小説で、博士のフルネームはジョン・ハーヴェイ・ケロッグです。

R指定表示は見られませんが、明らかにきわどい描写が多々あります。
狂気的な健康法は、「ホリスティック療法」と呼ばれるものらしく、
『主な療法は電気コイル治療、高圧電気風呂、乗馬療法、
喫煙の禁止、飲酒の禁止、セックスの禁止、
子宮マッサージ治療、腸内洗浄など』
ほとんどが医学的根拠がないもののようです。

メイクを施しているアンソニー・ホプキンス、なんか可愛いです。

エレノア役は、ブリジット・フォンダ。
芸能人一家で、祖父はヘンリー・フォンダ、
父はピーター・フォンダ、伯母にジェーン・フォンダがいます。
「ゴッドファーザー PART III」(1991)に出演していたんですね。
「ドク・ハリウッド」(1991)、「アサシン」(1993)、「訣別の街」(1996)、
「シンプル・プラン」(1999)、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」(2001)などの出演・主演があります。
2003年の結婚後、映画の出演はないようです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
大昔始めて観た時は、何が何やら・・・
改めて観て、実話と知って驚きましたです

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2 コメント

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Unknown (Izumi)
2023-06-30 19:36:21
ふくさん、今晩は🌱
私も大昔、何がなんだか、コーンフレークとアンソニー・ホプキンスの組み合わせと奇抜なお話が妙に可笑しかった記憶が・・・結末も曖昧です。
でもこの映画には忘れられない思い出があって、
あの故淀川長治さんが1996年公開映画で、この「ケロッグ博士」をNo.1に挙げたことでした。
1996年といえば
「イル・ポスティーノ」「トレインスポッティング」
「アンダーグラウンド」「キャリントン」「蜂の旅人」などが公開された年で、何故ゆえ、淀川さんは?と、その感性、感受性の違いに、映画の見方に、畏敬の念を抱きました、そんな思い出の懐かしい題名「ケロッグ博士」です😊
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こんにちは (Izumiさんへ)
2023-07-01 18:56:02
思い出ですねぇ~
実話マシューのファンなので観たんですが、
「こんな変な映画に出て~~」
って思った覚えがあります。
批評家の意見は様々で、大好きなシリーズものをけなされたりしたときは、
批評家って、可愛そう!!って思いましたよ
映画の思い出を語るのは楽しいですね 
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