ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「15時17分、パリ行き」

2024年07月31日 | 実話をもとにした映画
2018年3月公開の映画の紹介です

監督は、クリント・イーストウッド。
“タリス銃乱射事件”と、事件に立ち向かった若者達の実話の映画です。
主演は、スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス。
※ 主演の3人は本人達が演じた事で話題になりました。


(あらすじ)
2015年の8月21日、オランダの首都アムステルダム。
アメリカ人のアンソニー、スペンサー、アレクの3人の若者たちは、パリ行きの列車に乗ります。
数駅停車後、一人の男が同じ列車に乗り込みます。
その男はトイレに入ったままなかなか出てこない事を、乗客の男性が気にし始めます。
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2005年のカリフォルニア州サクラメント。
小学生のアンソニー、スペンサー、アレクは問題児で、校長室に呼ばれるうち仲良くなります。
大きくなるとともに進む道はそれぞれ違いますが、連絡を取り合う仲でした。
アンソニーは大学生活を満喫していて、アレクは軍人になります。
スペンサーは人命救助を行うパラレスキュー隊にあこがれ、入隊の為に体を鍛えます。
しかし知覚の検査で引っ掛かり、戦場で必要な救命処置や柔術を学んでいくのです。
3人は久々にヨーロッパで合流し、パリ行きを決めました・・・

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この映画は、当初は俳優のオーデションが行われました。
本人たちの写真を見るにつけ、クリント監督は呟いたとか。
「いい顔をしているなぁ。」
そして監督は本人達の出演を依頼し、アレクはカメオ出演かと思って軽く引き受けたそうなんですね。
若者3人達だけではなく、乗客もほとんど本人達が乗っているようです。
列車も設定ではなく、本物の列車を使用するほど徹底されているんですね。

イーストウッド監督は、
「本人達を使用して、成功する確信はなかった」
「こういう映画があってもいいんじゃないかと思った」
と語り、最後に
「運命をどう対処するか描いたんだ」
と語っています。

残念ながら批評家から酷評が多く、
ヒューストン映画批評家協会賞では最低作品賞にノミネートされたようでした。



クリント監督と


皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
3人は特に素人っぽくもなく、クリント監督の心意気に大拍手です

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