ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「舞妓はレディ」

2024年06月27日 | 日本映画
2014年公開の日本映画の紹介です

監督は、周防正行。
舞妓を目指す少女の、ミュージカル風ドラマ映画です。
主演・出演は、上白石萌音、長谷川博己、富司純子、田畑智子、草刈民代、渡辺えり、
竹中直人、髙嶋政宏、濱田岳。



(あらすじ)
京都。花街の“下八軒”。
会社の社長達が芸妓と舞妓の芝居を楽しんでいる時、
舞妓の百春(ももはる)は年を取り過ぎではないかと言われます。
10年以上舞妓の百春は、「芸妓になりたいが新しい舞妓がいないから」と京都弁で話します。
社長たちが帰る頃、1人の少女・春子が“下八軒”を訪ねてきて「舞妓になりたい」と方言で女将に話します。
しかし紹介でもない為、女将は故郷へ帰るよう春子に言います。
すると別部屋で聞いていた言語学者の京野は、津軽弁に鹿児島弁も混じっている春子の方言に感激し、
向かいの社長にある話を持ち掛け春子は舞妓になる為の修行が出来ることになるのです。
京野はまず、三単語である“おおきに”“すんまへん”“おたのもうします”を春子に教えます。
着付けももままならない春子は、三味線、長唄、踊りなど休む暇なく稽古に励みます。
なかなか発音もままならない春子に、京野は
「甘いものでも、食べようか」
と茶菓子を差し出し、春子はにっこり笑うのでした・・・

***********************************************
舞妓さんが踊るミュージカルシーンは、華やかでとても楽しませてもらいました。
出演者ほぼ全員が歌うシーンは、全て本人達の生声のようです。

日本アカデミー賞では、
「最優秀音楽賞」「優秀助演女優賞/富司純子」「新人俳優賞/上白石萌音」を受賞しています。

春子役は上白石萌音。
800名以上を集めて半年をかけて行ったオーディションで決まったようです。
2011年の東宝「シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞しているんですね。
「溺れるナイフ」(2016)、「泣き虫しょったんの奇跡」(2018)などの出演、
「L(ハートマーク)DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」(2019)、「スタートアップ・ガールズ」(2019)、
今年2月「夜明けのすべて」などの主演があります。

あらすじには載せきれませんでしたが、春子は百春のブログを見て舞妓になりたかったようですよ。

≪ おまけ 舞妓さん とは? ≫ 

芸妓(げいぎ、げいこ) の見習い修行段階の少女たちの事。
仕事は、京都の五花街(上七軒、先斗町、宮川町、祇園甲部、祇園東)で舞踊・御囃子などの芸で宴席に興(きょう)を添えること。
ルーツは約300年前の江戸時代、京都の八坂神社(当時は祇園社)の周辺の、
神社仏閣へ参詣する人や街道を旅する人にお茶をふるまった水茶屋の茶立女(ちゃたておんな)だとか。
※ 芸妓は舞踊や音曲・鳴物で宴席に興を添え、客をもてなす女性。




お立ち寄りありがとうございます
くじけず頑張る春子の姿に、とても元気をもらいました
サクセスストーリーは、お気に入りです

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング