ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「太陽の子」

2022年01月11日 | 日本映画
2021年8月公開の日本映画の紹介です

監督は、黒崎博。
監督が目にした『広島県史』の資料集の中の、若き科学者の日記が元になっているドラマ映画です。
主演・出演は、柳楽優弥、有村架純、三浦春馬、國村隼、田中裕子。


1944年、9月。
京都五条坂のある陶器屋。
初老の主人が炉に薪をくべていると、学生服を着た京都帝国大学の学生・石村修が訪ねてきます。
主人は指で指し示し、修が箱を開け中身を確認しお礼を言って外に出ます。
修が大学の物理学研究室に持ち寄ったその物は『硝酸ウラン』が入った瓶で、学生たちは歓声をあげます。
荒勝教授は海軍から新型爆弾開発の指令を受けていて、実験を重ねていたのです。
ある日荒勝教授は差し入れを持ちより、黒板に『Atomic Bomb』と書いた後言います。
「日本語では“原子核爆弾”と呼ぼう。」
その頃修の幼なじみ朝倉世津は、延焼を防ぐため家屋の取り壊しの命令を受け、森に近い修の家に祖父と共に暮らすことになるのです。
修の母・フミは快く2人を向かえ、世津は戦争に行っている修の弟・裕之にもまた会いたいと修に話すのです。
修たち学生は実験を繰り返し行いながらも、兵器を作る事で葛藤し始めます。
1945年、夏。
ある日、裕之が突然帰郷し、修たちは驚きと共に喜びます。
フミは一礼した後、「痩せたなぁ」と声をかけました。
研究室ではなかなか成果が上がらず、学生の1人が「陸軍への入隊を決めた」と皆に報告し、修は動揺します。
そしてその後、広島に原子力爆弾が投下されてしまうのです・・・

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テレビドラマとして2020年に放送されましたが、この映画は異なる視点で描いたストーリーのようです。
出演者は同じです。




お立ち寄りありがとうございます
初めて触れる視点の映画でございます
コメント (4)
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