ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「アレクサンドリア」

2020年07月05日 | ドラマ映画
2011年公開の映画の紹介です

監督はアレハンドロ・アメナーバル。
古代の女性天文学者・ヒュパティア半生の伝記的・ドラマ映画です。
主演・出演は、レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・アイザック。


西暦4世紀末。
ローマ帝国が崩壊しかけた頃、エジプトの地・アレクサンドリアは壮麗さを誇っていました。
そこには古代・世界七不思議の1つ“大灯台”と、
知と信仰の象徴“図書館”があり、
人々は古代の神々を崇めていたのです。
哲学者で天文学者のヒュパティアは、何人かの弟子たちに強く学問を教えていました。
美しいヒュパティアは弟子・オレステスに口説かれますが断り、父・テオンの手を取って懇意には興味が無いことを話すのです。
ある日広場でキリスト教徒が古代の神々を侮辱する出来事が起きました。
ヒュパティアの提案とは裏腹に、科学者たちやテオンは報復の道を選び、セラピス神殿の広場で闘いになってしまうのです。
ヒュパティアの弟子の中にはキリスト教徒もいて、テオンは攻撃を受けてしまいます。
間もなく大勢のキリスト教徒が広場へ押しかけ、科学者たちは図書館に逃げこみました。
やがてキリスト教徒のローマ皇帝の裁きの内容が、伝えられます。
「反乱者たちは罪に問われない。
寛容な措置と引き換えに、セラピス神殿と図書館を放棄する事。
キリスト教徒が処分を行う。」
異教徒達は裏口から逃げ始めますが、ヒュパティアは図書館の書物など大切なものを抱え込み、オレステスが催促するのです・・・

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この映画は言語は英語ですが、製作はスペインのようです。
原題は『Agora(アゴラ)』
ギリシア語で、重要な公共空間として不可欠な場所である広場を指すようです。

主要な役どころなのにあらすじに登場しないダオス役はマックス・ミンゲラ。
映画監督アンソニー・ミンゲラ(イングリッシュ・ペイシェント、コールド マウンテンなど)のご子息なんですね。
「コールド マウンテン」(2004)のエキストラ出演が映画デビューのようです。
「ソーシャル・ネットワーク」(2011)、「インターンシップ」(2013製作・劇場未公開)などの出演があります。




お立ち寄りありがとうございます
古代や中世は、建築物や洋装も楽しませてくれます (*´∪`*)
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