ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ディアトロフ・インシデント」

2019年09月10日 | ホラー映画
2013年公開の映画の紹介です

監督はレニー・ハーリン。
アメリカ合衆国・イギリス・ロシア製作。
『ディアトロフ峠事件』を題材にした、モキュメンタリー形式のホラー映画です。

≪ ディアトロフ峠事件 豆知識 ≫

ロシアのウラル山脈で、スノートレッキングをしていた男女9人が不可解な死を遂げた事件。
生還者が存在しないため、全容についてはいまだ謎のまま。
マイナス30度の極寒の中、テントを内側から引き裂いて裸足で外に飛び出したとされた。
2体に頭蓋骨骨折が見られ、別の2体は肋骨を損傷、1体は舌を失っていた。


アメリカの大学生のホリーは、ビデオ画面に向かって経緯を話します。
元々興味があった『ディアトロフ峠事件』が課題となった為、5人でドキュメンタリーの映画を作ることにしたというものです。
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※ テレビ画面が移り、ウラル山脈で5人の大学生が行方不明になった続報が報道されています。
ハッカーグループによって映された未公開だったビデオの映像が流れます。
恐怖におののくホリーの姿がありました。
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一か月前。
ホリーたち5人はロシアに入り、ビジェイまでトラックに乗せてもらい、ウラル山脈を登ります。
途中一夜を明かしたテントから出てみると、大きな人間の裸足の足跡がテントの周りにありました。
しかもテントの周りだけで、メンバーは誰かのいたずらと疑います。
しかし、その後も足跡はやはりとぎれとぎれに点々としていて、怖さが募ります。
そしてついに事件現場のディアトロフ峠に、5人は到着するのです。

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主演・出演はホリー・ゴス、マット・ストーキー。







コメント (2)
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「嘘八百」

2019年09月10日 | 日本映画
2018年公開の日本映画の紹介です

監督は武正晴。
騙し合いの、コメディ・ドラマ映画です。
主演・出演は、中井貴一、佐々木蔵之介、友近、森川葵。


古美術商を経営する則夫は、娘のいまりと大阪の町で車を流していると、大きな蔵のある屋敷を発見しました。
訪問して出てきた佐輔という男に則夫は名刺を渡し、家へ招かれます。
蔵には佐輔の父が集めたという茶碗がたくさん収められていましたが、則夫はほぼニセモノと話します。
老舗の店から買った茶碗という話を聞いて、則夫はその店を訪ねます。
則夫は素人にニセモノを売るのは詐欺だと店主を脅して、高く買い取らせようとします。
そこへ、有名な鑑定士が現れて逆に則夫は丸めこまれてしまうのです。
佐輔から電話を受けて則夫が改めて蔵に入ると、利休の茶碗、長次郎の黒楽を見つけて歓喜します。
しかし則夫は、佐輔にやはりニセモノで、100万円で蔵のものを全部買い取ると話すのです。
佐輔は承諾し、後日則夫が受け取りに行くと茶碗は既に箱にしまわれていました。
則夫は全部を車に積んで佐輔の家を離れますが、嫌な予感がして箱を開けると全部ニセモノにすり替わっていたのでした。
則夫は佐輔を探し出し手問い詰めます。
すると佐輔は、意外な過去を語り、則夫はある考えを持ちかけるのです・・

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則夫役は中井貴一。
この映画の役作りのために、古美術関連の書籍を読んだんだとか。
父は俳優の佐田啓二というのは有名ですね。
俳優を考えてもいない頃、佐田啓二の17回忌の法要の時に映画監督の松林宗恵にスカウトされたんですね。
同監督の「連合艦隊」(1981)でデビューして、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
現在もテレビや映画の主演・出演はとどまるところを知らず、
「記憶にございません!」の主演映画が、今月公開予定です。







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