待ってましたのロボットもの。
ウォーリーがとにかく可愛くて、
ほとんど全編泣きどおし。
一人ぼっちで生きてたウォーリー。
っていっても、
ウォーリーは一人暮らしの日常を、
精一杯楽しんでいて、
ウェットなところは見せない。
傍らには生命力の強いアイツもいるし。
アイツ、動きがリアルだったけど、
ピクサープロデュースならOKだ。
イブが出てきてから、
話はどんどん面白くなる。
イブを守ろうとし、
イブを追いかけるウォーリーは、
ますます健気でかわいくて。
宇宙デートのシーンはもう、
最高の最高。
偉大な漫画家が一度は描くロストワールドもので、
こんなに楽しい話は初めてかも。
基本的に性善説なところも好き。
人間どもは醜いながらもいいところを見せたり、
笑わせてくれたり、
出てくる人みんなが愛しい気持ちになる。
ここでかからなくていつかかる、
というタイミングの
A Space Odysseyのテーマも盛り上がった。
おそうじロボットも最初から最後までかわいかった~。
ウォーリーがE.T.に似てるのも、
子供の頃E.T.で大泣きした私にはツボだった。
ロボットは心を持った時点で、
人間と何も変わらない。
緑の扱いもいうことなしの大満足。
あまりに良すぎるものを観たからか、
エンドロールでは涙も最高潮で、
声を抑えるのが苦しいくらいだった。
このエンドロールまでいたれりつくせりで、
ピクサー最高と叫びたい。
ウォーリーの前の短編も面白くて、
短い話なのにすぐにつかまれ、
ウサギのとりこになった。
今世紀最高の映画を観てしまった感。
お正月に観にいって、
見終えた後でパルコのセールに行ったりしたけど、
買い物を終えて09のカフェでお茶してるときも、
余裕で頭と心がしびれていた。
ダー「いいなぁ~」「何が?」
「ピクサーで働いてる人たち」
ほんとです。