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なぎのあとさき

日記です。

WALL・E

2009年01月22日 | 映画の話(ネタばれ)
まばたきするのも惜しい映画だった。
待ってましたのロボットもの。
ウォーリーがとにかく可愛くて、
ほとんど全編泣きどおし。

一人ぼっちで生きてたウォーリー。
っていっても、
ウォーリーは一人暮らしの日常を、
精一杯楽しんでいて、
ウェットなところは見せない。
傍らには生命力の強いアイツもいるし。
アイツ、動きがリアルだったけど、
ピクサープロデュースならOKだ。

イブが出てきてから、
話はどんどん面白くなる。
イブを守ろうとし、
イブを追いかけるウォーリーは、
ますます健気でかわいくて。
宇宙デートのシーンはもう、
最高の最高。

偉大な漫画家が一度は描くロストワールドもので、
こんなに楽しい話は初めてかも。
基本的に性善説なところも好き。
人間どもは醜いながらもいいところを見せたり、
笑わせてくれたり、
出てくる人みんなが愛しい気持ちになる。
ここでかからなくていつかかる、
というタイミングの
A Space Odysseyのテーマも盛り上がった。

おそうじロボットも最初から最後までかわいかった~。
ウォーリーがE.T.に似てるのも、
子供の頃E.T.で大泣きした私にはツボだった。
ロボットは心を持った時点で、
人間と何も変わらない。
緑の扱いもいうことなしの大満足。

あまりに良すぎるものを観たからか、
エンドロールでは涙も最高潮で、
声を抑えるのが苦しいくらいだった。
このエンドロールまでいたれりつくせりで、
ピクサー最高と叫びたい。

ウォーリーの前の短編も面白くて、
短い話なのにすぐにつかまれ、
ウサギのとりこになった。

今世紀最高の映画を観てしまった感。
お正月に観にいって、
見終えた後でパルコのセールに行ったりしたけど、
買い物を終えて09のカフェでお茶してるときも、
余裕で頭と心がしびれていた。

ダー「いいなぁ~」「何が?」
「ピクサーで働いてる人たち」
ほんとです。
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雨の一日

2009年01月22日 | 日々のこと



ぐずぐずしてたダーは、
2時頃になって会社へ。
私も一応身支度は整えておく。

クレーメルのモーツァルト弦楽三重奏563の第4楽章の盛り上がりは、
涙がにじむほどいい。
あえて言葉にするなら、
出るか~?出るか~?出~た~~!のあたり。
その後少しメロウになって砂をかけ、
最後は元気を取り戻し、
ハイになって閉める。
猫のトイレみたい。

窓ガラスの水滴をタオルでふくと、
外は、わりと明るい雨。
チェリーセージやアパカンサス、
アニソどんなど常緑の葉が光る。

ジミヘンのbold as love、
ギターだけの長いバージョン。
出だしの音から全身しびれて、
ダンシング掃除。

冬のボブ、コンフロンティション。
窓の前に座って洗濯物をたたむ。
立ち上がると、ビーが肩に乗る。
猫と遊んだり、アイロンをかけたり。
真冬にしか聞かないけど、
コンフロンティションも名曲ばかり。
スキー場にはまりそうなI Knowのあたりで、
外に出ようかな、と思う。

Filaのオレンジのジャケを聞きながら、
猫を寝かせて、
ぐずぐずと外に出る準備をする。



モーツァルトの生まれ変わり、モンチ。

ダウンにブーツ、アイポに財布だけ持って、
ままよと外へ。
晩夏のセリフ、「冬は美しい、実に美しい」を、
心のなかでつぶやいてみる。
stray cat bluesから始まって、
stonesを聞きながら歩く。

家を出るだけでやっとだったので、
しばらくしてから、
梅のある通りを通ればよかった、
振込み用のお金を持ってくればよかった、
エコバッグ持ってくればよかった、とか思う。

生ミックスジュースを飲んで目が覚める。
プラザでジム用スウェット、
ロクシタンでローズシア。やっと発売。
と思ったら、近日発売のピーチブロッサムにくぎづけ。

ツタヤに行ったら半額クーポンの日で、
ケータイも置いてきたので借りるのをやめる。

帰りはスライのライオット。
薄暗くなったけど、
梅のある通りを行くと、
白い小梅が咲いていた。
この雨も春のしるし。

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