よく見つけたな~っていう古びた洋館。
あの家に女ひとりで住むなんて、
まずありえないけど、
あんな洋館ではあんなことが起こってそう、
ってとこがリアル。
その洋館のたたずまい、
周りの緑、霧立ち上る湖はきれい。
怖い映画は苦手なので、
びくびくしっぱなしでかなり疲れたけど、
安達祐美がかわいいので助かった。
中谷美紀も、自然な表情がよかったし、
トヨエツは、シルエットが独特で、
ヒキの絵によくはまる。
男女が出会って、
ヒッチコックの映画みたいに、
二人で苦難を乗り越えるのか???と思いきや、
ずううううん、ということが繰り返されるので、
しまいには可笑しくなった。
キャッチコピーにラブストーリーなんて書いてあったけど、
むしろラブストーリーなんて幻想!という感じも。
黒沢氏の映画のキャッチコピーは、
ハンター×ハンターの次号予告くらいあてにできない。
説明不能。自分で見ないと。