ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「おいしい豚肉づくりは、健康な豚づくりから」

2019-03-07 09:24:16 | 日記
 新学期の4月です。養豚農業経営も始まりの区切りの春です。現場の環境整備も、3月に済ませて目標に向かって発進体勢と思われます。疫学的なことが大切であるのはわかっているわけです。 発進体勢が整っているか否かは、悪臭が目安となります。臭い現場では、良い豚はできません。肺炎などの病気の発生が見られ、合併症としてオ-エスキ-病、そのほかのヘルペス病などが発生します。特に育成豚のバラツキや下痢などは油断できません。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、以上のような現場を正常にしてくれるのが特徴です。 豚の腸内細菌叢の活性と作用を強め、消化吸収・分解を無駄なくします。悪臭がなくなるには、そのためです。豚が飼料を完全に利用し尽くている表れです。 特に妊娠中の腹の子は、親の体でできた免疫賦活作用の刺激を受け、抗病性の体質を受け継ぎ、丈夫で育成しやすい豚として出てきます。 これは、悪臭問題と共通点があります。元で創られるという原則です。原因が発生してから、「臭いものにふた」的な飼養管理では、収まらないと考えます。元から断ち切る方法が大切になります。 豚価もほぼ安定し、と畜枝肉量も安定しております。はるか昔、桜の咲く頃から肉の相場が上がり、俗に花見相場と言われて、時期的な励みになったものです。懐かしい表現です。 また、銘柄豚ブ-ムで一時期は米の銘柄と同じくらいありましたが、安全・安心でおいしい豚肉、HACCPなどと表現が変化しております。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、以上のことを実践してくれるものです。食育という表現がよく使われて居ますが、安全・安心でおいしい豚肉であることが条件と考えます。 養豚農業経営の指標として重要なのは、病気の治療とか事故率を追いかけるのではなく、予防的なこと(環境整備、悪臭のないこと、ミミズのいないこと)、豚自体の免疫賦活作用を高めるために活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スを食べさせること、この2つが鍵となります。 筆者も、昭和25年から養豚経営を行い、臨床獣医師として各地の現場を経て、臨床から予防と、その世界にいました。そのような順序で養豚農業経営を行い、究極はそれを越えた産業または経営獣医師として臨床に取り組んで、現在に至っています。これまでの畜略思想が変化して、自分なりにの集大成として、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スの現場での成果を積み重ね、善処しております。 これは食品ですので、もちろん人間も食べております。特に、便秘症に効くようで、今問題のおならの悩みも、改善して喜ばれております。 疲れにくい、風邪を引きにくい、ダイエットになる、二日酔いが治るなど、食べた方からさまざまな声をいただいています。薬品ではないので、効能書はでませんが、自然界における消化吸収のメカニズムを通し免疫力を高める作用は、人畜共通のようです