まるで主婦の井戸端会議の伝達のような話。
話の全容より、面白い部分だけを切り取って風説していく。
それを大手マスコミがやっていのか?
作家の百田尚樹氏が6月25日に自民党の若手議員が党本部で開いた憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合に講師として招かれた。その際、「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」などと発言したって各紙が報道!
記事を読んで、「うわぁ、えらい過激な事言ったな」とか「著書で書くならいいけど、こんな会合での発言なら揉めそうだな」なんて思ってた。
案の定、各紙糾弾記事満載。
でもこの報道も、また発言の一部だけを切り取って、読者に誤解をさせようとしてるかのような記事になっている。
朝日新聞は『この記事を受けて安倍首相は国会審議で「報道の自由は民主主義の根幹をなすもので、尊重するのは当然だ」と述べた。』って書いてた。朝日のこの記事だけ読むと、安倍首相は、百田氏の発言を完全否定してるんだなって読者は読み取る
毎日新聞はちょっと違う報道だ。『首相は事実関係を確認していないとしたうえで、「党において、さまざまな議論が行われる。基本的には自由と民主主義を大切にするので、報道の自由は民主主義の根幹だと言うことでの議論だと思っている」と理解を求めた。』毎日新聞の読者は「議論はいろいろな意見が出てこそ議論。ただし報道の自由もある。みんな理解してね」って首相は言ってるんだなと読者は読み取る。
朝日と毎日だけでも全然違う報道の仕方。正しいのはどっちだ。なぜどちらもちゃんと全部を報道しない?
報道はできる限り事実を正確に伝えて、それを読者なり視聴者が判断すればいい事。なぜマスコミは答えをミスリードするような真似をする?新聞紙面なら文字数の制約があるからある程度削るのは仕方が無い、とも思うが、それぞれの新聞社がネットに掲載してるデジタル版なら、文字数制限はそれほど無いだろう?
今回の件も大手新聞社四紙を平行して読んだら気づくけど、一つの新聞社の記事だけ読んだのなら、まず全容は見えてこないし、紙面記事を鵜呑みにしてしまう。大事な部分を意図的に消してしまってる気がする。何故百田さんはこのような発言するに至ったのか?ってのは省かれた記事ばっかりだ。
国語のテストみたいに「この文章を読んで、何故百田氏はこのような発言をしたのか答えなさい」(10点)って出題されたら、「沖縄の新聞が嫌いだから」とか「百田は沖縄の新聞が常に捏造記事を書いてると思ってる」としか答えようが無い。
一番怖いのは“事実”と”真実”がずれてしまう事。
なんと今回の発言騒動は、ある意味捏造だった事が判明。
百田氏が上記の発言をしたのは「事実」だが、「真実」は違った。
百田氏自らツイッターで「(これは)講演で言ったものではない。講演の後の質疑応答の雑談の中で、冗談として言ったものだ」
さらに衝撃の「真実」が。
百田氏は更に続ける。「ギャグで言った言葉を切り取られた。しかも部屋の外から盗み聞き!卑劣!それにしても、報道陣は冒頭の2分だけで退室したのに、ドアのガラスに耳をつけて聞き耳してるのは笑った。しかし、正規の取材じゃなくて盗み聞きを記事にするのは、ルール違反だし、卑劣だろう!」
なんじゃそりゃ。議論会場の中にいてこの発言を聞いたので無いなんて。オフレコの会議内容を盗み聞きして、更に雑談時に出たジョークをいかにも正式コメントのように書くなんて。なんてすばらしいマスコミだ。
ってことは、この記事に対して各政治家が出したコメントは全く的外れってことになる。
菅義偉官房長官
「我が国は憲法で表現の自由が保障されている」
米軍普天間飛行場の移設を巡り政権批判を強める琉球新報と沖縄タイムスについては「地元メディアの報道は許された自由だと考える」
加藤官房副長官の出席については「政治家としての自由で、制約すべきでない」
石破茂地方創生担当相
「我々は政権の側にいる。言論の弾圧と受け取られかねないようなことは心していかねばならない」
山口俊一沖縄・北方担当相
「自民党本部でやった会合。場所柄を考えていただきたい」
宮沢洋一経済産業相
「報道の自由を脅かすようなことは適当ではない」
谷垣禎一幹事長
「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」
公明党の井上義久幹事長
「政治に関わる者としては言論、報道の自由はしっかり尊重すべきだ」
政治家達は、この発言問題について取材され、上記のようにコメントした。だけどこれが大げさに面白おかしくした正式取材でもない捏造記事だとわかったら、怒りそうだな。
広瀬すずのTVでの発言を、前後の流れとかを正確に伝えず、面白おかしく切り取られた発言部分だけをニュースで流し、それを見て糾弾してるヤカラどもの意見を拾い集めて、それを又記事にしてるマスコミ。
政治でも芸能でも一緒か。(実際ナイティナインの岡村でさえ記事を鵜呑みにして誤解をしたまま広瀬を擁護してる発言をしてたよ)
マスコミは今回「報道の自由!」って暗に言いたいからこの記事を書いたんだろうけど、「発言・言論の自由」だってある事をお忘れなく。
「報道は自由」だけど、自分たちの都合のいいように捏造して風説する。それは世間ではデマと呼ぶ。
池上サン。あなたの唱えるメディアリテラシーはもっとTVでしつこく一般人に言った方がいいと思う。このままじゃ、ヤバいよ。
でも、それもマスコミの都合のいいように捏造編集されてしまうかもしれないか。
話の全容より、面白い部分だけを切り取って風説していく。
それを大手マスコミがやっていのか?
作家の百田尚樹氏が6月25日に自民党の若手議員が党本部で開いた憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合に講師として招かれた。その際、「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」などと発言したって各紙が報道!
記事を読んで、「うわぁ、えらい過激な事言ったな」とか「著書で書くならいいけど、こんな会合での発言なら揉めそうだな」なんて思ってた。
案の定、各紙糾弾記事満載。
でもこの報道も、また発言の一部だけを切り取って、読者に誤解をさせようとしてるかのような記事になっている。
朝日新聞は『この記事を受けて安倍首相は国会審議で「報道の自由は民主主義の根幹をなすもので、尊重するのは当然だ」と述べた。』って書いてた。朝日のこの記事だけ読むと、安倍首相は、百田氏の発言を完全否定してるんだなって読者は読み取る
毎日新聞はちょっと違う報道だ。『首相は事実関係を確認していないとしたうえで、「党において、さまざまな議論が行われる。基本的には自由と民主主義を大切にするので、報道の自由は民主主義の根幹だと言うことでの議論だと思っている」と理解を求めた。』毎日新聞の読者は「議論はいろいろな意見が出てこそ議論。ただし報道の自由もある。みんな理解してね」って首相は言ってるんだなと読者は読み取る。
朝日と毎日だけでも全然違う報道の仕方。正しいのはどっちだ。なぜどちらもちゃんと全部を報道しない?
報道はできる限り事実を正確に伝えて、それを読者なり視聴者が判断すればいい事。なぜマスコミは答えをミスリードするような真似をする?新聞紙面なら文字数の制約があるからある程度削るのは仕方が無い、とも思うが、それぞれの新聞社がネットに掲載してるデジタル版なら、文字数制限はそれほど無いだろう?
今回の件も大手新聞社四紙を平行して読んだら気づくけど、一つの新聞社の記事だけ読んだのなら、まず全容は見えてこないし、紙面記事を鵜呑みにしてしまう。大事な部分を意図的に消してしまってる気がする。何故百田さんはこのような発言するに至ったのか?ってのは省かれた記事ばっかりだ。
国語のテストみたいに「この文章を読んで、何故百田氏はこのような発言をしたのか答えなさい」(10点)って出題されたら、「沖縄の新聞が嫌いだから」とか「百田は沖縄の新聞が常に捏造記事を書いてると思ってる」としか答えようが無い。
一番怖いのは“事実”と”真実”がずれてしまう事。
なんと今回の発言騒動は、ある意味捏造だった事が判明。
百田氏が上記の発言をしたのは「事実」だが、「真実」は違った。
百田氏自らツイッターで「(これは)講演で言ったものではない。講演の後の質疑応答の雑談の中で、冗談として言ったものだ」
さらに衝撃の「真実」が。
百田氏は更に続ける。「ギャグで言った言葉を切り取られた。しかも部屋の外から盗み聞き!卑劣!それにしても、報道陣は冒頭の2分だけで退室したのに、ドアのガラスに耳をつけて聞き耳してるのは笑った。しかし、正規の取材じゃなくて盗み聞きを記事にするのは、ルール違反だし、卑劣だろう!」
なんじゃそりゃ。議論会場の中にいてこの発言を聞いたので無いなんて。オフレコの会議内容を盗み聞きして、更に雑談時に出たジョークをいかにも正式コメントのように書くなんて。なんてすばらしいマスコミだ。
ってことは、この記事に対して各政治家が出したコメントは全く的外れってことになる。
菅義偉官房長官
「我が国は憲法で表現の自由が保障されている」
米軍普天間飛行場の移設を巡り政権批判を強める琉球新報と沖縄タイムスについては「地元メディアの報道は許された自由だと考える」
加藤官房副長官の出席については「政治家としての自由で、制約すべきでない」
石破茂地方創生担当相
「我々は政権の側にいる。言論の弾圧と受け取られかねないようなことは心していかねばならない」
山口俊一沖縄・北方担当相
「自民党本部でやった会合。場所柄を考えていただきたい」
宮沢洋一経済産業相
「報道の自由を脅かすようなことは適当ではない」
谷垣禎一幹事長
「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」
公明党の井上義久幹事長
「政治に関わる者としては言論、報道の自由はしっかり尊重すべきだ」
政治家達は、この発言問題について取材され、上記のようにコメントした。だけどこれが大げさに面白おかしくした正式取材でもない捏造記事だとわかったら、怒りそうだな。
広瀬すずのTVでの発言を、前後の流れとかを正確に伝えず、面白おかしく切り取られた発言部分だけをニュースで流し、それを見て糾弾してるヤカラどもの意見を拾い集めて、それを又記事にしてるマスコミ。
政治でも芸能でも一緒か。(実際ナイティナインの岡村でさえ記事を鵜呑みにして誤解をしたまま広瀬を擁護してる発言をしてたよ)
マスコミは今回「報道の自由!」って暗に言いたいからこの記事を書いたんだろうけど、「発言・言論の自由」だってある事をお忘れなく。
「報道は自由」だけど、自分たちの都合のいいように捏造して風説する。それは世間ではデマと呼ぶ。
池上サン。あなたの唱えるメディアリテラシーはもっとTVでしつこく一般人に言った方がいいと思う。このままじゃ、ヤバいよ。
でも、それもマスコミの都合のいいように捏造編集されてしまうかもしれないか。