傘を持つ女

明日天気になあれ

湯川博士の4日間

2007年01月23日 | 傘のまわりで
今日の朝日新聞から。
ノーベル賞の湯川秀樹博士の1934年10月の日記が公開されたという。
それによると、当時27歳だった湯川博士がノーベル物理賞受賞につながった中間子論を4日間で集中的に練りあげたらしいことがわかった。
しかもその4日間は、次男誕生、名付けや大学内の野球の猛練習(その後の野球大会のための)の間の気忙しい時期で、その上ソバを食べて腹をこわしたとか一歳半の長男のために百貨店で運動靴を買ったりとか…

ノーベル賞をとるくらいの物凄い理論を練り上げている時って、そのことばかり考えているのではないものなんですね。人間って凄いと改めて思いました。かえって他に身の回りに考えることがいろいろとあるような状況下でこそ、そんな偉大な仕事が出来るものなのかも…?

折りしも、映画のDVD「博士の愛した数式」を見終わったばかりだったので、
湯川秀樹博士がぐんと身近に感じられてしまったのでした。
こちらの博士も偶然(なのかな?)にも「野球好き」でした。

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