傘を持つ女

明日天気になあれ

駆け込んだ講座で

2011年06月18日 | 傘を持つ本人
夫Mは仕事、息子Hは学校、息子Sは友だちと体育館へ…
私一人休暇なので、息子の弁当を作り、ロクの散歩をゆっくりして
家事も済ますと、
「わーい本が読める!」
と読んでいたら眠ってしまい、目が覚めたら昼の12時。

そこで「ハタ」と気付いた。
今日は昼からノーバディーズパーフェクトのファシリテーターの
応用編の講座の日でした。
だからわざわざ休み取ったんだった~
月一回一年間通う講座なのに、先月の一回目は仕事で出られず
残念に思っていたところでした。

本当に出席できてよかった…
ファシリテーター自身が体験するNPのセッションという内容で、
講座で学びたいことを自分達で話し合う。
そのあと専門家のレクチャー有り。
参加者の専門性が、子育て支援、看護、医療、行政、保育、障害者福祉、心理士、私のようなNPOなど多彩で
しかも全員現場の担当者なのでグループワークも話もトットコ進みます。
皆さんの現場での経験やケースにも話が及ぶので面白い。

で、後半の講師の話が素晴らしかった。
障害児の療育、虐待やDVの現場でのファシリテーション技術・アセスメントの話だが、
そういった特別な場面だけにとどまらず、
職場内で地域で家庭でのファシリテーションがいかに重要か。

後半途中からは、私は自分の経験に思いが及んで
講師の技術だけでなく、現場を責任者として動かして行く思いにこちらが励まされ、
思わず涙が出てとまらなくなってしまった。
人の話を聴くだけで(厳密にはその前の若干のワークもあったので聴くだけではない)
こんなに泣ける講座もめずらしい。

ふと気付けば、私の周りの人も司会のM先生も涙をぬぐっていました。
ファシリテーションをする人は、自分を常に客観視しなければいけない。
でも、相手の懐に入り込んで気持ちに寄り添う姿勢がなければ共感できない。
この二つの矛盾を矛盾とは言わずに、技術で身に着けていくことで、
私が今まで経験した様々なことを社会の中で生かしていくことができるんじゃないか?
と思います。
いつも心の中で温めているミッションを、どんなふうに活かしていけるのか?
というところで、今年はこの講座一本でやってみます。

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