傘を持つ女

明日天気になあれ

驚かない

2005年11月02日 | 傘を持つ本人
もともとあまり「驚き」を顔に出さないタイプだと思っている。
人の話を聴く時の心構えとして
「何を聞いても驚かないようにしよう」と銘じている。
折角話してくれたのに、聴く人がイチイチ驚いていたら相手も動揺するし、
驚くようなことでもまずは人の気持ちを受け入れることから始まる、と思っているから。


それでもやっぱり心の底で驚きおののいてしまうことがたまにある。
例えば、

「犬は一度教えればトイレを覚えたのに、娘は何度教えても失敗するの。犬に出来てどうしてできないんだろう?」

今、犬を飼うか飼わないか?家族で考えている最中なのでペットに関することはつい気に留まる。いや自分が犬を飼う飼わないに関わらず、この発言はかなりショック。一体どう答えていいのやら。


今日のニュースより
  女性飼い主の4割が、愛犬の家庭内での優先順位を「家族の誰かより上位」と考えている――。

これも驚き。やっぱり犬は見送るか?と考えてしまう…



母親に劇薬を飲ませて意識不明の重体にさせた高校一年の女の子は

「母親のことは好きでも嫌いでもない」

と言ったらしい。
これは犬は関係ないかもしれないけれど、好きでも嫌いでもないってどういうこと?


最近はもうこんなことを聞いても驚かない、そんな驚かないことが増えているような気がして、ただただ悲しくなる。