BLACKBELL’S WEBLOG

「黒鈴私的ブログ」から名称を変更しますた。色々とお試し中

勝鬨を上げてもよろしいかしら

2006-05-17 18:17:36 | Game
昨日のWBSで違法駐車取締りを担うシルバー世代がタッチパネル機器の扱いに四苦八苦していたときの一言、「ニンテンドーDSで練習するか」 に驚愕した黒鈴です。





さて、巷では次世代ゲーム機がリリース、若しくはリリース情報が流れている昨今、どこが勝つかどこが負けるかの話題も見受けられますが、敗者はともかくとして、勝者は満場一致で決定されました。勿論任天堂であります。え、またかって?まあもちつけ。今回は僕のような任天堂野郎がボヤいてるワケではありません。言っているのはソニーとマイクロソフトです。立場上、両社とも自社のハードの次に買うだろうというコメントですが、「Wii」+XBOX360 or PS3 という図式はどちらも認めているようです。



しかしながら両社の言い分は似て非なるもの。


マイクロソフトのゲーム部門担当副社長のピーター・ムーア氏はこう言っています。

「何故600ドルでPS3を買おうとするでしょうか? 人々は2つを買うでしょう。PS3がその値段なら、彼らはXboxを買い、Wiiを買うことを選択するでしょう」



一方、SCE上級副社長であるフィル・ハリスン氏。
「ピーター・ムーアは正しいでしょう。私は任天堂が消費者がPS3の次に買うシステムになると思います。私自身はまだWiiを遊べてませんが、任天堂は長く偉大な革新な歴史とゲーム業界にとって有意な事業を常に行ってきました。彼らは私達の戦略に関係してきます、しかし大きく異なるマーケットで商売をしています」




消費者の立場として説得力があるのはMSですね。ただでさえお高いPS3をセカンドハードに選ぶはずはない、というのは尤もな意見です。
PS3一つを取るか、XBOX360&Wiiを取るか。
価格に着目した納得の出来る意見ですね。PS3のキモを巧く突いたコメントです。


SCEはというと、価格のことを持ち出されてはグウの音も出ません。しかしそんなことは折込済み。価格に見合った品質・性能である前提を持ち出し、ただのゲーム機ではないことをアピール。こうすることによって同列に価格比較することのナンセンスさを主張。ゲーム専用機とは棲み分ける意図を明らかにし、PS3+ゲーム専用機という組み合わせを刷り込みます。ここで巧いのは任天堂の歴史と本質を汲み取って棲み分けをアピールしていること。最早、敵はMSのみのようです。


どちらも真新しい武器を携えた「Wii」には敵わない、というか、同じ土俵でやりあうことを避けています。
つまり同じ土俵の上にいるのはMSとSCEなわけであり、そこでの勝負に凌ぎを削っているというわけ。




まあ実際にはまだ何も始まっていないのですが、下馬評の段階でのこういった評価はDS発売当初を思い出すと実に微笑ましいです。
あの頃のDSの扱いったら低かったなあ。猫も杓子もPSP。在庫をしっかり確保して売り出した結果、発売日に余裕で買える状態を引き起こし、それがいつも売り切れPSPと較べられてましたからね。。。当時は電車の中でやろうものなら、いい大人が子供向け携帯ゲームで遊んでる、なんて目で見られたものです。今では脳トレやえいごづけなどのおかげでトレーニングをしてるというイメージに遷移しつつあり、ゲームをプレイしているという認識が変わってきているのでゲーマーとしては救われますね。不安もいっぱいですが、世風のみならず常識をも変えていく任天堂に、これからも期待したいと思います。



ところで、僕がハードを買うならばどうするかというと、…全部になりそうなんですよねーコレが。
「Wii」と「PS3」は当初から買う予定でした。
しかしPS3は初期ロッドは問題外として、しばらくは購入対象にならない予定です。1,2年は待つかも。この理由には値段のこともありますが、ヒットタイトルが開発されてくるのにはそれくらいかかるのでは、と睨んでいるからです。
「Wii」は予約が出来たら買いますが、並んでまでは買いません。というか、ムリです。(DSもそうだけど、並ばないと買えなくなってしまったのはちょっぴり不満ですねぇ。DS発売当初のように、普通に買いたいものです。)
問題がXBOX360なんですよねェ。。。キーとなっているのが、カプコンなんです。「バイオハザード5」と「デッド ライジング」をXBOX360でリリースする事を発表しているので買わざるを得ないというのが実情です。ああ、「グランド・セフト・オート4」もだ。カプコンの事だからPS3でも出るかもしれないけど、恐ろしく開発に時間が掛かりそうなので。


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