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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

勇気ある告白!?

2013年12月26日 21時48分23秒 | バス運転士

某駅のバス乗り場で… 先発の○○行きが出た2~3分後に、私はバスを着けた。数名の乗車があった後、スーツ姿の男性が走ってきて、私のバスの行き先を見ながら「○○行きは… もう出ちゃった?」と言ったので、私は「はい、ついさっき…」と答えた。

ところが、男性は「あぁ… まぁ… ブツブツ…」と呟きながら乗ったので、私は「???」と思った。なぜならば、このような場合… 「途中の△△まで乗って行く」という理由で乗られることはあるけれど、○○行きと私のバスは“最初から違うバス停で止まり、まったく違う方向へ行く”からである。

それでも“基本的にはお客様の意思に任せる”ようにしている私は「きっと他の方法で… そうか、分かった! 2つ目のバス停で降りて、そこから地下鉄で行くことにしたのかぁ~」と納得し… ないない! すぐに「それは変だ」と気が付いた。

私のバスが止まっている某駅と、2つ目のバス停がある地下鉄の駅というのは… 同じ路線のお隣さん! ここで一駅だけバスに乗る意味がまったくないのである。バスの発車時刻まで、あと1分… 私は、その男性に告白する決意をした。(告白だなんて大袈裟な…)

まずは私が「○○行きのバスに乗るはずだったお客さん… どちらまで行かれますか?」と尋ねると、男性は「××まで乗って行きます」と答えた。そこで私が「このバスはそちらの方へ行かないですよぉ…」と言うと、男性は「えっ!? そうなんですか?」と驚きながら席を立った。

バスを降りようとする男性に、私は「このバスは◇◇12系統ですが、××の方へ行くバスは◇◇11系統で… 数字がちょっとだけ違うんですよぉ~」と言ったのだが、果たしてフォローになったかどうか…???

ん? もしも、その乗客が好みのタイプの女性だったら、「よっしゃ! いっちょう“××経由”で行きますかねぇ~!」なんて言いながら発車して… 女性が××停で降りる時に、それこそ告白したんじゃないかって!? ハハハ… さすがに無理! だけど、宝くじでも当たって“いつでも辞めてやるぅ~気分”だったら… やってみても面白そう…(他の人が面白くねぇよ!)


口や目だけでなく、耳までも!?

2013年12月25日 23時39分39秒 | バス運転士

いつぞやのモニターにも指摘されたように、私は滑舌が悪くなる時がある。短時間に多くの言葉を喋ろうとすると、苦手な早口言葉のようになってしまい… 途中からグダグダになり… モニターに「語尾がハッキリしない時がある」などと書かれてしまうのである。

実は、たった一言「○○行きです」でさえもグダグダになることがある。例えば「○○駅前行きです」と言うべきところで「行き」が飛んで「○○駅前です」となり… 終いには「駅」が「行き」になり、「前」と「です」が合体して「まぁす」となり… 「○○行きます」と言っていることもある。

また、私は滑舌だけでなく視力も悪い。左右共に0.1以下なので、メガネがないと… 車の運転はもちろんのこと、買い物もまともに出来ないと思う。目当ての品物を手にとって確認すれば、間違えて買ってくることはないだろうが… その品物が置いてある場所へ辿り着くまでが大変なのだ。

さらに、聴力に問題はないはずなのだが… 先日、テニススクールの仲間が“高級レストランで食事をしてきた”というような話をしていたのだが… その中で「(外観が)公民館みたいな…」と言ったので、私が「高級なのに公民館ってどんな…」と言ったら、「古民家ぁ~!」と言われたり… そんなことは日常茶飯事である。ん? 待てよ… それは耳ではなく、聞こえた音を判別する“脳に問題あり”ということか!? ハハハ… 納得!


風と共に走り去る…

2013年12月24日 19時37分48秒 | バス運転士

ゴミの分別は自治体ごとに異なり… 名古屋の場合は可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、プラスチック容器、紙容器、ペットボトル、空き瓶、空き缶などなど… 可燃ごみは週二回、不燃ごみは月一回、粗大ごみは予約制で有料とかとか… 様々なルールがある。

これらのゴミ袋の中で、仕事中にもっとも気になるのは… プラスチック容器である。軽い可燃ごみやペットボトルもあるのだが… やはり、プラスチック容器の入った袋が“大きくて軽い”ので、風で飛ばされてしまうことが多いのである。

風の強い日に、前方を走っている車が急に蛇行運転したので「何事か!?」と思ったら、道路にゴミ袋が転がっていた… なんてことがよくある。それがゴミ袋ではなく、道路へ飛び出して車に轢かれた××の姿という場合もあるのだが、それは… 見ただけで何となくブルーな気分になってしまう。

以前、左折しようと信号待ちをしている交差点で、横断歩道あたりの路上にゴミ袋が転がっていて… バスがゴミ袋を避け切れない状況だった時、「まだ信号は赤だし、道路の左側だし、ゴミ置き場もすぐ近くだし…」と思って、ゴミ袋を拾ってゴミ置き場へ運んだこともあったけれど… う~む… その時の私はハイテンションだったのかもしれない。

先日、バス停を発車して間もなく… 2つのプラスチック容器が入ったゴミ袋が、歩道から飛び出してきて… 私は避け切れなかった。というか、そのために急ブレーキを踏んだりや急ハンドルを切るという考えは浮かばす、そのままバスで轢いてしまったのである。その時の私はハイでもローでもなく、そのゴミ袋をゴミ置き場へ運ぼうとも思わず走り去ったけれど… なんとなく、苦ニシテル…


アルコールの香り漂う職場!?

2013年12月23日 23時36分18秒 | バス運転士

私が入社した10年ちょっと前… 配属された営業所は木造2階建の2階部分で、仮眠室2つと休憩室(ともに8畳くらい?)と点呼場(6畳くらい?)しかなかった(と思う)。今でこそ乗務前のアルコールチェックなどは当たり前になっているけれど、当時はアルコールチェックどころか… 夜になると、点呼場の隣りの休憩室でベテラン運転士さんたちが晩酌をしているくらいだった。

また、ある日… 前半の乗務を終えて数時間の昼寝休憩に入った時、先輩運転士の▲▲さんが「別の班(私たちと休日が異なる運転士さんたち)が、××公園でバーベキューやってるらしいから、ちょっと顔を出してくる」と言って出掛けて行ったのだが… 1時間か2時間か忘れたけれど、お酒の匂いをプンプンさせて帰ってきたのである。

その運転士さんは、そのまま奥の仮眠室へ入ってベッドの中へ… 私も、もう一つの仮眠室へ入ってベッドの中へ入った。それぞれの仮眠室には2段ベッドが3つくらい置いてあり、同時に5~6人が寝られるようになっていたのだが、奥の仮眠室のベッドは“使う人が決まっている”という暗黙のルールがあったから…(と記憶している)

約3~4時間後… 私が目覚めて準備して、休憩室でくつろいでいると電話が鳴った。受話器を取ると、その営業所の“主戦場”である某駅の事務所にいる上司が「▲▲くん、おるか? 寝てたら起こしてくれ」と言ったので、私は受話器を置くと奥の仮眠室へ向かった。そして、▲▲さんを起こそうとベッドに近付いたのだが… とんでもなく酒臭かったのである。

それでも▲▲さんは気にする様子もなく、寝ぼけ眼で着替え&準備を済ませると、バスに乗って某駅へ向かったのだった… その後、そのことで苦情が入ったとか、警察に通報されたとか… そんなことは一切なかったのである。また、冒頭のベテラン運転士さんの中には、手が震えている人もいたような…??? ま、今となっては“むかし、むかし…”の懐かしい話である。


某テニスサークルの忘年会

2013年12月22日 16時22分05秒 | いろいろ
今年、テニススクール仲間の一人に誘われて、彼が所属しているテニスサークルに3回ほど参加させてもらった。そして、以前から「忘年会にも誘うから…」&「忘年会にしか来ないメンバーもいるから…」と言われていたので、忘年会当日&翌日に有給休暇を取って参加させてもらった。

ただ、彼も忘年会の幹事ではなかったので、その他のメンバーはまったく分からず、私は「ひょっとすると完全アウェー状態になるかもしれないけれど… だからと言って、そこで無理して溶け込もうとすると、逆に変な空気になってしまうことがあるからなぁ~ あくまでも流れに任せて、自然体で行こう」と思っていた。

午後6時半頃、集合場所へ行くと… 参加人数は10名ちょっとで、すでにテニスコートで会った人も来ていたので少しホッとしたのだが、まだ安心はしていなかった。なぜならば、その人たちが初対面の人たちと話し込んでしまったら… なかなか割って入れないからである。「その時は… まぁ、それはそれで… 観察&拝聴させていただこう」と思いながら歩き出した。

さて、会場の居酒屋へ到着して… あえて初対面の人の隣に座って… ある人の提案によって、一人ずつ順番に“簡単な自己紹介”をすることになったのだが、それは“新参者”である私にとっては想定内のことで「ここでも無理しないで、とりあえず名前と仕事だけを言っておこう」と思っていた。

そして、一人目の男性が自己紹介を始めたのだが… 最初に「××ネームを言うの? 本名を言えばいいのかな?」と切り出したので、私は「えっ!? 何ネームだって? これはテニスサークルじゃないの?? 何の集まりなんだ???」と驚くと同時に「もしも、テレビCMで見るようなゲーム仲間だったとしたら… やっぱり私は独り静かに飲んでいるしかないなぁ~」と思った。

続いて、二人目の女性も「××ネームは○○で、本名は△△と言います」と自己紹介をして… すると、みんなの口から「あぁ、○○さんって、あなただったんですかぁ~」というような声が漏れてきて… 私はいよいよ“完全アウェー”を覚悟して、予定通りの簡単な自己紹介を済ませた。

その後の人たちも「◇◇って××ネームで…」「××ネームは※※で…」という自己紹介が続いたのだが… しばらくして、私の“完全アウェー”という不安は払拭された。なぜならば、その××ネームを使っているサイトでは、みんなが協力してゲームをやっているというわけではなく、たまたまテニスをやる仲間を集めるのに、そのサイトを使った… そんな雰囲気だったからである。

そこで初めて、このテニスサークルの名前を知った私だったが… その後は“普通の宴会”の盛り上がりになり… 初対面の人たちとも話が出来て、楽しい時を過ごすことができた。お酒の話、食べ物の話、ギャンブルの話、ネット販売の話などなど… コスプレの話も出たけれど、そこは“女装した男性客”の話を出したりして… ちなみに、参加者全員がスマホで、ガラパゴス携帯は私だけだった…

追記 途中で仕事の話になって… 私が年収を喋ったら「それでもいい」と言う人がいて… とりあえず弊社を勧めておきました。果たして、本当に受けるのでしょうか??? ま、お酒の席の話だからねぇ…