今朝はA駅経由B駅行きの始発を担当した。そう、バスが遅れて行くと… 乗客の大半が降りるA駅の2つ手前のバス停で「何分遅れとると思っとるの!」などと文句を言いながら乗ってくる“運転士仲間では有名な”お婆さんが出現する路線である。
しかし、昨日… ある運転士さんが「この前、少し遅れて行ったけど、何も言われなかったよ。お婆さん仲間で“地下鉄、間に合わんね”とは言っていたけど…」と言っていたので、私は「へぇ~、ひょっとして相手を選ぶのかな? 今回で真偽を確かめられるかも!?」と期待していた。
始発地点を出発してしばらくは順調だったのだが、途中から少し遅れ始め… A駅の6つ手前くらいから急激に乗客が増えて、4つ手前では前扉が閉まらない状態… と思ったら、車内後方がガラ空きだったので、少しずつ詰めてもらった。
そんなこんなで、例の2つ手前のバス停には5分以上遅れて到着… 「今日は何を言われるのか、あるいは言われないのか」と思ったら、いつも2~3人が待っているのに、1人しか待っていなかった。しかも“中心人物”の姿がなく、ちょっとガッカリ…
私は前扉を開けようとしたのだが、ついさっき乗ったお婆さんが扉に近かったため、扉が開かず… すると、すぐにバス停のお婆さんが「ドンドンドンドン!」と扉を叩いたのである。そんなに叩いても開かないし、叩かなくても開けるんだけどねぇ…
さて、車内のお婆さんに扉から離れてもらって前扉が開くと、待っていたお婆さんが乗ってきて“いつもの仲間”に「あのさぁ、時計を忘れたからって家に戻っちゃった。遅い電車(地下鉄)になってもいいでって…」と言った。それは、どうやら“中心人物”のことらしい…
あれぇ~??? いつも「何分の電車に間に合わんがね!」と文句を言っていたんじゃなかったっけ… ま、いずれにせよ、怒っている理由が大した理由ではなさそうなので安心した。
結局、今朝は中心人物が不在で“相手を選んで文句を言っているかどうか”は分からなかったけれど… いつか会った時にはハッキリとするだろう。もしも、私だけに文句を言っているのだとしたら… 「ふっ… 俺に惚れたな!」 はははあ~ぁ… 自分で言ってて疲れるわい!