放屁と新薬

先日、職場がある病院に到着した時、その日二度目の便意を催したのでトイレに入った（夜勤時代の後遺症なのか、未だに排便のリズムや量がバラバラなので、そういうことも想定して早めに出勤している）。出そうで出ないモヤモヤした感じだったので「放屁だけかな？」と思ったけれど、念のため個室に入って便座に腰掛けた。が、放屁一発でスッキリした。

「なんだ…」と思いながらも、念のためトイレットペーパーで尻拭きしたら、なんとビックリ！　少量の便がついたのである。あぁ…　もしも「どうせ放屁だけだろう」と決めつけて、普通に小便器の前に立って「プッ」とやっていたら…　そのまま気付かず職場へ行っていたら…　異臭を放つ危険な還暦ジジイの誕生…　想像しただけで恐ろしい。

昨日、薬局で買える“日本初の内臓脂肪減少薬（主要成分・オルリスタット）”の発売が発表されたらしい。が、すでに付着している内臓脂肪を削り取るのではなく、摂取した脂肪分の吸収を抑えるだけ…　購入の際には、腹囲が一定以上あることや生活習慣改善の報告など、いくつか条件があるようだ。また、副作用の一つに“排便を伴う放屁”があるらしい。

ゲゲッ…　それは私のことか！？　その薬を飲んだことないのに？？？　いや、待てよ…　私の“超自然治癒力”が覚醒…　自らオルリスタットを分泌しているのかもしれないなぁ～（そんなアホな！　いや、オマエの場合…　ボケ脳が怪しい物質を分泌してそうだから、有り得るかもしれないなぁ～　ん？　それなのに腹囲は８５ｃｍ…　粗悪品だな。ハハハ…）