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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

他に誰もいない手術室フロアで…

2023年10月04日 10時33分48秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日の勤務終盤… 予定されていた手術は全て終わり、他に誰もいない手術室フロアで先輩と二人きり… “滅菌済みの器具類の整理”をした後、先輩はエレベーターで洗浄室フロアへ戻り、私は手術室フロアの消灯をしてから戻った。その後、急遽、正社員の指示で私が“手術室フロアで行う別の作業”を先輩から教えてもらうことになり、先輩と一緒に非常口灯だけが点いている暗い暗い手術室フロアへ… 作業をする部屋の蛍光灯だけ点けて教えてもらった。

数分後、蛍光灯を消して洗浄室フロアへ戻る時… 先輩から「いつも松井さんが消灯してるの? こんなに真っ暗になるんだね。怖くないの?」と聞かれたので、「いや、別に…」と答えたところ、「もう辞めちゃった人で“霊感の強い人”がいたんだけど… あの“滅菌済みの器具類の整理”をしていると、正面に※番の手術室が見えるでしょ? で、その人が“誰もいない手術室の小窓から霊が覗いてた”って言うのを聞いてから怖くなっちゃって…」と、こちらが聞いてもいないのに話してくれた。

当然のことながら、私のボケ脳は“その人が見たであろう場面”を想像… ゾゾゾッと鳥肌が立ったので、「さすがに、そういう話を聞くと鳥肌が立ちますね」と言ったら、先輩から「松井さんは、そういうの信じる?」と聞かれたので、「う~ん… 昔は100%信じていましたけど、今は50%50%です。科学的に原因が解明されている部分もあるらしいので…」と答えた。薬物や病気などによって幻覚が見えるということは、何かしら別の要因によって幻覚のようなモノが見えても不思議ではなさそう… だけど… 分からないから50%である。

もしも私が“誰もいない手術室の小窓から覗いている顔”を見てしまった場合、どうするのかって? う~む… そういう経験が一度もないので「これはチャンスだ」と考え、その顔をジッと凝視したまま接近… 窓ガラス一枚を挟んだ状態でソレが何かを確認する。もしも、接近している途中で顔が見えなくなったら、ダッシュして手術室のドアを開けて“ソレの存在の有無(人間か否か)”を確認する!(とか何とか言ってるけれど、“その顔をジッと凝視したまま接近”するどころか失禁するんじゃねぇの? ハハハ…)