goo blog サービス終了のお知らせ 

バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

必ず同じ症状が出る仕事

2012年02月12日 20時42分57秒 | バス運転士

今日は初めての“昼間”構内整理だった。ほとんどのバスが待機場所からバックで出るので、その誘導が主な仕事である(何らかのトラブルがあった場合には、運転士として出動することになる!)。いつか早朝の構内整理をやって以来の久々で… 幸い、天気は良かったけれど、ちょっと風が冷たい一日だった。

朝8時から夕方5時半過ぎまで… ずっと外に立っているので、ツライと言えばツライ… 「休憩室で暖を取りながらやればいい(そうですね!)」「20分くらい休憩室にいて、5分くらい出てくればいい(ハハハ…)」「ずっと外にいなくても分からない(おいおい…)」などなど、先輩たちから有難いお言葉を頂戴した。

が、何かと“妙な星の下に生まれた”私のこと… ちょっと持ち場を離れた隙に、バスとバスが「ゴツンッ」となるかもしれず… 実際、今日は動いているバスが少ないとはいえ、昼過ぎまではポツリポツリとバスが出て行ったので、休憩室へ行く勇気が出なかったのだ。

午後1時前、営業所を出て行くバスが一段落したようだったので、2階の食堂へ行って「1時間の昼食タイムだぁ~」と思いながらパンを食べていたのだが… その間にも、窓の外から「ピー、ピー、ピー…」とバスの“後退ブザー”の音が聞こえてきて… 休んでいる気がしなかった。

結局、30分くらいで“現場復帰”してしまい… あっちのバスがエンジンをかければ「バックするのか?」と思い、こっちのバスがハザードを点滅させれば「バックするのか?」と走り寄り… しかし、それが単なる“点検”だったりして…

ずぅ~っとバスのバックばかり気にしていると、前回同様「ピー、ピー、ピー…」という空耳が聞こえてくる。「あっちのバスか?」「こっちのバスか?」とキョロキョロするが、どのバスもピクリとも動かず…

まさか… 私が後退ブザーの音を気にするあまり、“特撮ヒーロー並みの聴覚”を身に付けてしまい、何キロも離れた“他の営業所の後退ブザー”が聞こえてしまったのかも…(お~ま~え~は~ア~ホ~か~)