バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

私の変な癖も一万円には負ける

2011年07月11日 20時51分22秒 | バス運転士
「一万円札しかないんですけど…」と言いながら、一人のお姉… いや、おば… う~ん… 女性が乗ってきた(実はニューハーフだったりして!?)。私は「はい、いいですよ」と言いながら五千円札1枚と千円札5枚をカバンから出して、彼女の右手に手渡した。

が、一万円札は彼女の左手にしっかりと握られたまま… そこで私が催促しようと思ったら、彼女が「それと… これでICカードを買いたいんですけど…」と言いながら、両替したばかりの千円札2枚を差し出したのである。

私は「その一万円札… 彼女はいつ気が付くのだろうか? しばらく黙っていようか…」と思ったけれど、「あまり時間が空いてしまうと、“一万円札は渡した”と思われるかも!?」と思い直して、二千円を受け取る時に「すいません、一万円札を…」と言った。すると彼女は「あ、あぁ…」と恥ずかしそうに一万円札を差し出した…

私はたまに「ここでこうすれば無難だけれど、もしもそうしなかったらどうなるだろう…???」と思う変な癖(?)がある。今回もやってしまいそうだったが… さすがに一万円を取り返せなくなったらツライのでやめた。しかし、もしも千円札を百円玉10枚に両替しただけだったら…。。。!!!