朱禪-brog

自己観照や心象風景、読書の感想
を書いてます。たまに映画も。

送別会の口論について

2022-03-29 04:50:31 | 日記
日本は四季があり
その春 夏 秋 冬で自然は
様々に変化する
この事を思うと、物言わぬ自然は
自分に能力があると思っていないと
思う。

先日、38年勤め、65歳満期除隊となった、先輩の送別会を行った。

その時に感じた気持ちを述べてみたい。

郵便の仕事でも、そうでなくても
能力に応じて、生産性が高い、低い
仕事量の多い、少ないはあると思う。

事の発端は、相互応援だった。
相互応援をして、業務の平準化を
計ろうと、よく管理者は言う。

ぼくの、正直な気持ちからすると
「相互応援なぞございません」となる。

なぜか?
ここからは、郵便の仕事限定になるかも
しれないが、
応援に回る人は常に応援に回り
応援される人は常に応援される
よって「相互」は成り立たない。

今回、口論となったのは
どちらも応援に回ることのない
二人だった。

しかし、AはBを
いつも応援されて、仕事ができない奴
と思っており
BはAを始業前や昼休み中の
早着手ありきで業務を行っていて
自分だけの仕事してると思っている。

ぼくからすると
Bは、能力は高くないタイプ
Aは、能力はあるのに
その能力を他人には使いたくないタイプだ。

冒頭に自然は、自然に能力があると
思っていないと述べたように
ぼく自身は、人を「能力」のみで
判断したりレッテル貼りを嫌う。

どんな人でも、長所短所があり
人柄も人間力も持っている。

それを物差しでも当てるかのように
単純に能力だけで決めつけたくない
からだ。

話を戻す
この口論の間に
Bの細君が割って入った。
細君も、別の局で郵便の仕事を行って いて、今回の送別会に客人として
招いた。
前から、面識があったのだが
仕事の話をすると、応援してる人やろな
と思っていた。

AがBに「結局、応援されてばっかで、
応援したことねーんだろ?」
Bは言い返せない。
ここで、細君が切れた。
「さっきから黙って聞いてたら好き放題言いやがって、あんたは応援したことあるんか?!」
「自分が、さも仕事できるかのように
言うてますけど、自分だけの事して
さっさと帰るのに偉そうに言いな‼️」

「それ、見たのかよ?なんだ?こいつ?」とA。

場がシーンとなり
「こいつてなんや?、ウチにも名前あるわ!!」
「協調もせんくせに、協調、協調言いな!!、そんなんは普段から協調してる人が言うことや!!」

確信を突かれたAの
こめかみに青筋が浮ぶ
周りのお客さんも店員さんも
戦々恐々として、成り行きを見ていた。

もう潮時やと思い、細君を連れ去り
とにかくなだめる。

昨日、Bは夜勤者であったが
Aにおよそ考えらない量
(日勤者が配達するべきもの)を出され
私怨を果たされていた。

冷静に考えても、今後AとBの関係修復
はなかろうと思う。
もちろん、細君も今後Aと会うことも
なかろう。

結論が私怨となると、感情論になり
どうしようもない。

個人の能力だけでの意見、見解は
やはり、言うことではない。

応援する、応援しないも
全て、自分の意思で決めていいと
思う。

ただ、ぼくの経験から言うと
応援されて、ほんとに感謝したり
助かったと思えば
その恩は、物言わず返さないといけない。

心で応援する人は、見返りなぞ
思っておらず、ただその時の感謝の
心を恩返しするだけでいい。

個々の集団が組織であるが
それには、人間関係や力関係が
つきまとう。

いつになっても、難しいものだと
思う。







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