先月末になりますがユナイテッドシネマ金沢にて。
14世紀末フランスで法的に認められた最後の決闘裁判を描いています。
ノルマンディの騎士カルージュ(マット・デイモン)と妻マルグリット(ジョディ・カマー)。
夫の留守中にマルグリットは夫の友人ル・グリに乱暴された、と夫に告白する。
カルージュは裁判を起こそうとするがル・グリは無実を主張している上、領主ピエール伯はル・グリをえこひいき 。
「真実」は決闘裁判へとゆだねられます。
カルージュ、ル・グリ、マルグリットの3者がそれぞれことの顛末を語る。同じ事件が3つの角度から描かれているのが黒澤監督の「羅生門」みたい、と思ったらやはり「羅生門」に影響を受けているのだそうです。
正義は勝者にあって、敗者は死罪となる。
そして、カルージュが敗れた場合は妻のマルグリットも偽証罪で生きたまま火あぶりの刑・・・。
決闘シーンはかなり残酷で指の隙間から観てました・・・(← 小心モノ)
どんよりと重くちょっと気が滅入る感じ・・でも同時に重厚で迫力ある映画でした。
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