君を想いバスに乗る 〜 路線バスの旅

22日にユナイテッドシネマ金沢で「君を想いバスに乗る」を観ました。

2021年イギリス映画　　監督：ギリーズ・マッキノン

トム・ハーパー　：ティモシー・スポール　　メアリー：フィリス・ローガン

 

 

50年連れ添った妻メアリーを亡くしたトム・ハーパー

妻との約束を果たすためにスコットランド最北端からイギリス最南端のランズエンドを目指してイギリス縦断ローカルバスの旅に出ます。「約束」の内容は徐々に明かされていきます。

 

フリーパスがあるので一応運賃は無料。

 

 

 

色んな人との出会い,ときにはトラブルも。亡き妻メアリとの思い出の地を巡り、ランズエンドまでいく旅。

 

トムの姿をSNSにアップする人が増えていき「イギリス縦断旅行中の老人」として有名になっていきます。トムはそんなことはつゆ知らず。

 

若いころのトムとメアリの映像がちょいちょい挟まれるけど、わかりやすい描写でよかったです。ふたりがどうしてスコットランドへやって来たのか、が少しずつ「セリフから」というより映像で見えてきます。絵で語る映画でした。

トムはバスでいろんな人と知り合います。

この女の子は恋人と別れてバスに乗り込んだ（ものと思われ）座ったとたんにおいおい泣き出す。

ハンカチを差し出そうとしたら、しわくちゃでその上ケガしたときについた血までついていてさすがにこれないやろ・・・仕方なく肩を貸してあげるトム。なんかいいよね、このシーン好き。

 

派手な話ではないけれど温かいロードムービー。イギリスの田舎の風景が本当に美しい。

ティモシー・スポールってこんなにおじいちゃんやったっけ？何歳？？と思ったら80代役を演じたけどまだ60代・・・。

メイクと演技ですっかりおじいちゃんでした。