漫画本は電子書籍で読むことが多いのですが、めずらしく購入した本です。
小池定路 「日々、君」
すっきりとした線で、可愛らしいけど子供っぽくない絵に一目惚れ。
Twitterかなんかの宣伝で見て「これ読みたい」と思って電子書籍ですこし読んだけど、これは紙もので手元に置きたいと思いました。
小劇団の脚本家蓮野さとると後輩の大学生日暮いつき。
さとるはいつきに身の回りの世話(家事)のバイトを依頼する。
いつきに興味があってもっと知り合いたい、仲良くなりたいと思ったさとるが無理矢理頼んだバイトでした。
「俺なんかでいいんですか。」といいつつやってきたいつきにとってさとるは憧れの先輩。
言ってみればお互い好き同士なんですが、
お互い相手のことを意識しつつ「この感情は何なんだろう?」と戸惑うばかり。
さとるの影響でいつきも演劇に興味を持ち劇団で演じることを始め、ふたりの距離がが戸惑いながらも少しずつ近づいていきます。
相手の気持ちを知る以前に自分の気持ちに気がついて、悩んだり自己嫌悪に陥ったり。
「好き」って幸せな気持ちだけど苦しくもあるんだよね。ズキンと来ました。
4コマ漫画の形式(ギャグ漫画ではありません)なのも珍しくて新鮮でした。
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