ユナイシネマ金沢で「ワン・モア・ライフ!」を観ました。公式HP
2019年 イタリア映画
監督 ダニエーレ・ルケッティ
シチリア島で暮らすパオロ(ピエール フランチェスコ・ディリベルト)。スクーター通勤中信号無視スレスレの無茶な運転をしていたら事故に合い、神に召される。
着いたところはイタリア版「死役所」みたいな場所。
受付の役人(レナート・カルペンティエーレ)に「まだ寿命があると思っていたのに」「早すぎる」と未練タラタラのパオロ。
(じゃあ安全運転しろよ、って感じですが)
「健康に気遣って毎日スムージーも飲んでいた」という情報は漏れていて、では「スムージー」の分だけ寿命をのばし、その分「この世」に戻れることになります。
でもそれは90分間+2分(サービス)だけ。
その時間を使って「今までしたことがないことをあえてしようとするな」「妻に浮気の確認をするな」と釘を刺されて戻ってきました。
妻アガタとパオロ
聞くなと言われていたのに浮気の確認するし
娘のアウオラと息子のフィリッポ
特に娘には嫌われている(まあ思春期の女の子だし仕方ない部分もあるかも)。
でもせっかく手に入った92分を、家族との時間を過ごすため駆け回るパオロ。
現在のパオロとこれまでの人生とを行ったりきたりして話は進みます。これまでけっこう身勝手でいいかげん、女性に手が速いそんな感じでした。
家族ときちんと向き合って来なかったパオロがこれまでを反省して家族のことを心から思う…サクセスストーリーみたいですね。
深い話ではないけど、ちょっといい話って感じでした。
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