年末の駆け込みなのかなんなのか忘れたころに FOOD OF LOVE この 続きです。相変わらず、理解が怪しいです。
憧れのピアニストリチャードの宿泊するホテルの部屋に通されて "ごちそうさま”されちゃったポール18歳。
ママとバルセロナの街を観光中、ポールが新聞買ってるちょっとの間にママは財布をすられてしまいます。
たまたま近くのカフェで一人お茶していたリチャードが気づいて、財布を取り戻してくれます。
泣きそうになってたママはほっとしてお礼を言う。そして財布を取り戻してくれた彼がかつて息子がページターナーを務めたあのピアニストのリチャードだと知って、大カンゲキ。3人でお茶をする。
リチャードはともかくきまずそうなポールの気持ちをママが察するわけもなくはしゃぎまくりの浮かれまくりで
「なんて偶然かしら?そうだ、2人で観光してらっしゃいよ」
と、後は若い人で、と気を利かせ(利かせたのかっ??)そしてホテルのロビーに2人が残った。
「サグラダファミリアへ行くかい?」
って、結局リチャードの部屋にこもってすることっつったら・・・・
ほかにないでしょ。
「何見てるんだい?」とリチャードに聞かれて「あなたの顔を忘れないように見てる」とか答えるポール。
相手は世界的なピアニスト、憧れの雲の上の人。その辺わきまえてる。18歳だけど。
その後も3人で過ごすようになります。でも日中ママはホテルのエステで過ごして、ディナーを3人で・・・とかそんな感じ。
で、日中リチャードとポールの2人はリチャードの部屋にこもって ”観光”してるわけで。
段々とポールのいらだちが目立つようになる。
「コンサートツアーが始まればもう会えない、僕はどうやって連絡をとればいいの?」
なんとなく、
「ねえ、いつ奥さんと別れてくれるの?、いつ?」
と上司に迫る、不倫相手の部下みたいになってきた。
リチャードが風邪をひいて今日は一緒に過ごせない、とポールに連絡してきたある日。
ママは精一杯おしゃれをして、クロワッサンとオレンジジュースを持ってリチャードの部屋にやってきた。
体調が思わしくないところに、お気に入りのオトコの子ならともかく、空気の読めないママの方がやってきて、アイソよくできるわけもなく、ぐったりしていると、さすがのママもそれを感じ取って早々と退散。
帰る前にバスルームを借りますが、そこにポールのトランクス(リチャードに「おじいちゃんのパンツ」と言われたぶかーっとしたやつ)を見つけて、鳩が豆鉄砲を食ったような顔に。まだ何が起こったのか、何が起こってるのかわかってないけど、ここにあの子のパンツがあるのはおかしい、ナンデ?・・・そんな感じ。
リチャードは航空会社に電話して、ニューヨークに帰る便を予約します。
ポールには何も言わずに帰っちゃうの???
そして続きは半年後の話になります。 続く・・・かな。