イリオモテ旅日記

旅の途中で足止め。引寄せられたか?引寄せたのか?出逢と発見、楽しいと感謝。島で過ごす時間で感じたことを綴ってます!

神様

2009-08-26 23:29:38 | 島 ひと
夏休みももうすぐ終わり。
学生の頃は、残った宿題に焦りを感じつつ
自由な残り時間を過ごしてたような気がします・・・
子供も大変だったよなぁ~~と思いだします(笑)

今日は、西表では人気の観光スポットとなる浦内川の観光船に乗り、
マリウドゥとカンピレーの滝までのトレッキングルートで
やまねこ学級の子供たちと一緒にゴミ拾いをしてきました!

片道約1時間のルートで、往路で自然観察をしながらのゴミ拾い。(ゴミ、少なかったですよ~~)
お昼休憩を挟んで終点のカンピレーの滝では思いっきり水遊び!!
最初はためらいがちに水に触れてた子供たちも
気持ちよさを知ってしまうと、いつまでも遊び続けてました~

このカンピレーの滝は「神が座する場所」という意味があります。
カンピレーの神様についての伝承があります。
昔、西表には男の神様しかいなかったそうです。
男の神様はぜひ、女の神様を島に招きたい。と長崎へと向かいます。
西表には、大きな宝の壺があり↓(ポットホールと呼ばれる穴)

そして、島にはたくさんの勾玉(宝石)がある↓(シダの新芽)

是非、西表に来てください。と申し入れたそうです。
そして、西表にいらっしゃったのが「うなり神」
本物の宝の壺も勾玉もなかったけれど、
長崎へ帰る船がないのでそのまま西表に残ったんですって。

カンピレーから浦内川を抜けて海へ、現在うなり崎と呼ばれる地に
海の安全公開を見守るために、鎮座されたということです。

島の中には、たくさんの自然や生き物と共に、いたる所に神様がいらっしゃいますよ。