やっと心が落ち着いてきたので、感想を書きます。
面白かった。
ネットで炎上してるようですが、私が納得いかないのは、決勝の審査方法でした。
あんなもん、どうしたってなんか変な感じになるじゃないか。
あと、どうにもダウンタウンは漫才の人だと思うので、全然別の人が司会をやればよかったのに。ていうか、アナウンサーの人でいいよ。コントのウッチャンナンチャンが司会をしたのでは、彼らに出場機会がなくなってしまう。
審査員は、内村さん、志村さん、大竹まことさんあたりがいいんではないか、というのもネットで見ましたが、キングオブコントは、芸歴に関する制限がないので、そんなことをしたら、ウンナンとか、ドリフとか、シティボーイズとかがキングオブコントに参戦するのを想像してニヤニヤする機会がなくなってしまう。だから、ほかの芸人が採点をするというのはいいと思いました。
ネタ時間が短いのは、しょうがない。
で、あのなかで一番面白かったのは、バナナマンの一本目のネタだと思いました。
それは、ロバートが空気をががっと変えた、そのあとだったのもあると思います。
チョコレートプラネットも面白かった。
たたかれていますが、2700も面白かったと思います。
ただ、演劇的なコントの後での力技だったので惜しかった。
世界観を構築していき、そしてそれを壊す突っ込みをしないコントが好きだからです。
TKOは、あの点数より、もっと面白かったと思います。
バッファロー吾郎は、ダイナマイト関西とか、すげー面白くて好きなんですが、あの大喜利とかの感じをコントに構築した感じだと思いました。
市毛良枝とか。
決勝で言うと、バナナマンのほうが好きですけど、ネタの完成度みたいな感じで考えると、バッファの勝ちだな、と、今は思います。
何より、会場の空気が、バッファの仕掛けたところで仕掛けたようにどっかんどっかん来ていた。
バナナマンのほうは、仕掛けたところに来る笑いが、少し計算違いだった感じがしました。
M1にしろ、R1にしろ、ライブ的なものの凄さは、その場の空気を支配することだ、と思う。
そして、何より、「宮沢さんとメシ」の面白さは、あんなもんじゃない。
バナナマンの面白さは、あんなもんじゃない。
でも、それを言うなら、バッファも、もっともっと面白いと思うんだがなー。
で、キングオブコント後のバナナマンのポッドキャストを聞いていたら、大変悔しそうでしたが、もし優勝して一千万取ったら、設楽さん五千五百万で日村さん四千五百万、というシュミレーションをしていて、とても面白かった。ネタを書いているのは設楽さんだし、どエスなのも設楽さんだから。
ああ、もう、バナナマン、大好き。
と、ぐだぐだぐだぐだ書いてしまいました。
ああ、もう、一般人がブログとかにぐだぐだ評論家ぶって書いているのは嫌いなのに、書いちゃった。
お口直しに、
大根監督のブログを読んだらいいよ。