五分の魂

だらだら思ったこと。

ケツダイラ マン。

2006年10月31日 23時05分54秒 | 日記
おかーさんから電話がかかってきた。
私が実家に電話しないのを非難して言うことには

「元気がないのがよい便り。」

どうやら「便りのないのはよい便り」が、意味まで含めてテレコになってしまったようだ。

母「元気?」
私「まあ、ぼちぼち。」
母「そりゃーよかった。元気がないのがよい便りって言うけんなぁ」

と言う流れで出てきたのも奮っている。

ひとしきり突っ込み、話題が変わりました。

母「ところで、あんた、知っとん?コラが食われたんで。」
私「・・・・・・・・・・・・(眉間にタテジワをよせ)ハァ?」
母「土壁がなぁ、ザーッと、バラバラーッと、みな崩れたん。」

「蔵が壊れた」でした。

実家には蔵がある。おお、蔵があると言うと金持ちっぽいぞ。
正確には土蔵って言うのかな。
中に何がしまってあるかは知らない。
これでもよくお手伝いをする子どもだったので、蔵に何がしまってあるか知らないと言うことは、よほど使わないものがしまってあるに違いない。
「しまう」は、岡山弁で言うと「とらげる」。ちょっと大事にしまうときに使います。
子どもの時はウルトラマンの絵本を見るにつけ、蔵の裏からジャミラが出て来るに違いないと思っていた。おそらく、土壁のカンジとかジャミラの皮膚の質感とか、木がたくさん生えていて薄暗いこと等からの連想だと思われる。
蔵の脇に山椒が植えてあるのだが、おかーさんに「ちょっと山椒とってきて」といわれる度に、決死の覚悟で(何しろいざとなったらジャミラに、なんの刃向かう術もなくやられてしまうからね)山椒を取りに行っていた。

いまやそんな山椒もベランダで育てていますが。しかもプラステックの鉢でね。

ああ、大人になるってつまらないなぁ。

焼酎。

2006年10月31日 00時10分06秒 | 日記

焼酎グラスを買った。
高いもんじゃない。五百円くらい。
でも、手にしっくり来るような気も氷の音が素敵な気も、フチが丸くて厚くて唇にあたる感触が心地いい気もするのでゴキゲンちゃんです。
入っているのは里の曙。
寒くなって来たし、腹いっぱいご飯を食べるとあんまりゴクゴクは飲めないし、かといって日本酒は次の日に残るしで、焼酎に大注目している。
この次は米焼酎を買おうっと。

めでたい。

2006年10月27日 22時36分56秒 | 栽培マン。
クロッカスから芽が出はじめた。

日々、ヒヤシンスの根っこの成長を見まもっている。
芽が出ないうちから、こんなに根っこは伸びるものなのか。

となると、土に埋めたチューリップやクロッカスの根っこが気にかかるのは自然の摂理と言うか世の習いと言うか人の世の理と言うか。
土の上から見た限りでは何の変化もないのだが、果たして根っこはちゃんと伸びているのだろうか。ああ、この目で見てみたい。どうなっているのだ。

このままだと、もしかしたら掘り返していたかもしれない。

でも大丈夫。

だってクロッカスから芽が出たから。
今後は芽を見守ればいい。

球根の頭が出ているのは、「クロッカスは浅く埋める」を励行したおかげで水遣りの勢いなどで徐々に出てきたからで、我慢できずに掘り返したからではありません。

お手持ちで。

2006年10月27日 00時51分32秒 | 日記
最近とても気にかかる言い回し。
カフェーとかファーストフード店で聞くやつ。

(注文がドリンクだけなので)トレー使わなくて直接グラスだけで出して良いですか?
 →「こちら、お手持ちでよろしかったでしょうか?」

のように。
ああ、「よろしかったでしょうか?」とか言っちゃったから論点がボケた。

この場合の「お手持ち」に違和感を感じるのですが、うまく説明できない。

「ロックよ、静かに流れよ」

2006年10月21日 23時01分24秒 | 映画
ロックよ、静かに流れよ」。

アイドル映画ですよー。
男闘呼組の。
知らない人は知らなきゃいいよ。フフンだ。
いやー、名作ですね。アイドル映画の、そしてベタな青春ドラマの、名作。
1988年。

高校生のツッパリの仲間がロックバンドを結成してコンサート(ライブではない)をやる話です。
ツッパリと言えば、酒、タバコ、色のついた靴下。薄い学生カバンにお気に入りのバンドのステッカーを貼って。ケンカにバイクに猫背でグラサン。硬派で無愛想だけどホントはやさしい。
ロックバンドは自由の象徴。理不尽な大人との戦い。
そして、・・・・・・仲間。

このあたりのキーワードから想像できることを余すことなく、無駄なく描きつくしてある、と思った。
そしてさすがアイドル映画。キャラ立てはじめ、なんていうか、ああ、男闘呼組ステキ。
そしてラストシーンではやはり大変興奮しました。

中学生の頃、一度だけビデオで皆で観た事がありまして、その興奮を大人になり熱く語り合ったSさん。「ロックよ、静かに流れよ」と再会させてくれて大変大変ありがとうございました。

ああ、面白かった。

悩みの種。

2006年10月21日 22時30分20秒 | 栽培マン。
よし、うまいこと言った。
うまいこと言ったその詳細についてこれから書きます。

今日、道端でカラスウリと思われる実を採取してしまった。つい、出来心で。
この種を土に埋めたくなったから。

でも、もしうまいこと育ったら大変にツルが伸びますよ。

そして、よくわからないけどなんかやけに生命力が強いような気もする。

ああ、この種を土に埋めて良いかどうか、それが私の悩みの種。

仙人。

2006年10月19日 22時39分59秒 | 栽培マン。
ヒヤシンスは、もはや仙人のヒゲのようだ。
人里はなれた山の岩場に入って千年くらい経たないと仙人には多分なれないのに。
中国風に言うと白髪三千丈だ。
ほんの10日ほど前はチョイワル親父のヒゲ程度だったのに。
関係ないけど、「白髪三千丈」「怒髪天を衝く」と聞くと、大陸の人には勝てないな、と思う。