五分の魂

だらだら思ったこと。

仮面ライダー響鬼と布施明。

2005年09月26日 00時29分43秒 | 仮面ライダー
続いてあれですが、今日の響鬼も面白かった。
布施明。
ネタバレになりますが、以下心を打たれたシーンを。

布施明が元「鬼(今シリーズでの仮面ライダーの総称)」である、しかもすげー強い「鬼」だった、というシーンで、
「木暮さん(布施明)は、かつて一度に十体の魔化魍(今シリーズの仮面ライダーの怪物で、モチーフは日本の妖怪とかね)を倒したこともある伝説の鬼なんだ。しかし、自慢するような人ではないし…」
とか噂されて、そのシーンに急に割り込み、
「いや、二十体正確に言うと三十体の魔化魍をちぎっては投げ、ちぎっては投げ…」
というようなセリフを、とてもクドく、濃い芝居で朗々と演じていたのがとても面白かった。
そして、その木暮さんの送別会。再び朗々と歌を歌いあげる布施明。
すげーの歌ってくださいよ、と言われる布施明。
じゃあ「少年よ」を、と言って本編終了。
「少年よ」は、エンディングテーマの曲で、そのエンディングテーマを歌っているのは布施明です。いや、ホントにいい曲です。おっさん、おばちゃんになった人が若い子を励ますカンジ。「若い子にはこれくらいしか伝わらないだろうけど、こういう気持ちで応援しているよ」と言うカンジ・・・と言うか。
そんな濃さが大好きですが、本編中で朗々と歌い上げているのはやはり朗々と歌い上げるシーンなので、芝居的にとても濃く、あーあ、この人歌い上げちゃってるよしかもうまいし、と言うカンジがなみなみ漂っているのですが、エンディングの歌は本当にあの、すばらしく、こちらに茶化す余裕はまるでないのでちょっと違和感。

そういえば、映画で物足りなかったのは、映画のテーマ曲もカッコいいんだけど、あの、映画館でこの曲が聞けなかったからというのもあるなー、と思った。映画館でも聞きたかったよ。
来週からオープニングテーマも布施明の歌に変わるらしく、楽しみでもありちょっと残念でもあり。
オープニングは今、インストゥルメンタルでかっこよく、毎週楽器が違うバージョンが流れてて素敵なんだけどなー。

部屋に大画面と大音量を導入したい。