前にもブログに取り上げたが、「コロナのロックダウンで神父のところに告白(懺悔)に行けない、どうやって罪の赦しを貰ったらいいのか」と文句を言う信者に対して、フランシスコ教皇は、「心配するな、そう言うときは直接神様に罪の赦しを願いなさい。そうすれば神様は直ちに赦して下さる」と言った。これは、罪の赦しについて、カトリックとプロテスタントが論争した時、プロテスタント側の教会が主張したことではなかったか?カトリックのトップの元イエズス会の教皇様がプロテスタントの見解に同調されたか、と私は内心意地悪くニヤリとした。従来カトリックの教会は、神父に直接懺悔しなければ罪は許されないー電話でもテレビ電話でもだめーと頑なに主張してきたのだから・・・。
>>>
緊急事態宣言は解かれ、あらゆるレベルの自粛要請もまもなく解除されます。カトリック教会も、久々に主日のミサの義務免除を停止することでしょう。しかし、今時どれだけの信者が、日曜日にミサに与からないことは教会の教えでは罪に相当する、ということを真剣に自覚しているでしょうか。
しかし、ローマのおバーチャンのように、開口一番「ワタシャ日曜のミサに一回与かりませんでした!」と懺悔して、その後、延々と旦那の罪を神父に告げ口するよりは、全く罪の意識無しに教会の日曜のミサに来ない方がはるかにましかもしれません。
https://blog.goo.ne.jp/john-1939/e/03d29d08f6e6e9a44333d2ad493775ab?fm=rss