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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

イタリア旅行記 12/12 4日目 ローマ→フィレンツェ

2007-01-03 | イタリア旅行記
~ローマからフィレンツェへ移動、ジプシーに囲まれる編~

ローマでのあっという間の二日間を終え、いよいよフィレンツェへ。
二日間なんて本当にあっという間で、はっきり言って全然足りません!
まだ見たいところはたくさんあったのに・・・
(ローマから)離れたくないよ~、と朝から何度呟いたことでしょう。。
しかし、ここを去らなくては次のフィレンツェに行けないわけで。
今からフィレンツェに向かうという喜びよりローマを去る悲しみの方が
大きかったな~。

フィレンツェ行きの列車は9:45発のユーロスター。
ホテルを9時にチェックアウトして早めに駅に到着。
ホーム手前の中央辺りに大きな掲示板があって、出発と到着の案内が
してあるのですが、遅れている場合もその旨表示されます。
出発する列車の到着が遅れる場合など、直前までホームが確定しない
こともあるようなので掲示板をこまめにチェックしましょう。
以前、ミラノからヴェネツィアに行く列車に乗ったとき、
列車の到着が遅れ出発も大幅に遅れてしまったのですが、掲示板に
なかなか表示されず列車が到着したのかも分からない。
結局その時は構内の放送のみの案内でしたが、ボーーっとしてたら
聞き逃していたかもしれません。気が抜けませんねぇ。

私が駅に到着してすぐはまだ出発ホームが決まっていませんでしたが
列車が到着すると掲示板のプレートがパタパタと回転して表示されました。
9:30前頃に私の乗る列車が到着し、すぐに乗ることができました。
ホームは駅中央の掲示板で知る事ができるのですが、一応列車に乗る前に
ホーム手前にある電光掲示板で列車番号と行き先を確認しておいた方が
いいかもしれません。イタリアなので何が起こるか分かりません(笑)。
もちろん刻印も忘れずに!

早速列車に乗り込み荷物も横に置いて一息つき、さぁガイドブックでも見て
気分をフィレンツェに切り替えるかな~と思っていたら・・・
小学生くらいの女の子達(多分4人だった)が私の傍に来て、
この席は自分が予約していると言い出したのです。
は?と思い、とりあえず自分のチケットを確認してみようとカバンから
チケットを取り出す瞬間、頭をよぎりました・・・
‘ジプシー’
それでも一応座席を確認しようとチケットを取り出したのですが
自然とチケットを握る手に力が入りました。
案の定、私がチケットを確認していると一人の女の子が私のチケットを
グイっと引っ張りました。
私はしっかり持っていたので取られませんでしたが。
座席を確認してすぐにチケットをしまいましたが、彼女らはそれでも
しつこく自分を指差して「リザルベーション!リザルベーション!」と
大声で言い続けます。
多分英語で言ってるつもりだったと思うのですがどうしても‘ル’が
入っちゃうんでしょうね・・・なんてそんなこと思ってる場合じゃない!
この子らが本当にしつこい!
あまりにしつこいので通路を挟んで向かいに座っていた女性に
「Scusi?」と声をかけると、彼女は首を振って相手にしちゃ駄目といった表情。
しかし私がその女性に声をかけた瞬間彼女達はササーっと去って
行ったのです・・・全くもう。
イタリアの列車は改札がないので切符を持っていない人でも簡単に
列車に乗れてしまうんですね。だから停車中に物を売りに乗車
してくる人も結構いますし、今回のように性質の悪いジプシーも
乗り込んでくるわけです。
しかし彼女らは何が目的だったんでしょう??
私の切符は1枚なのに彼女らは数人、切符が目的ではなく
言い合っているうちに何かを盗もうと思ったのかしら?
目的は分かりませんが、こういう事もあるということですね。
皆さんも気をつけてください。
ジプシーに関しては、子供だからと言って容赦する必要はないとよく言われます。
手で払いのけても蹴飛ばしてもいいから近寄らせるなと。
イタリアに何度か旅して、ジプシーを見かけることは何度かありましたが
こうやって囲まれるのは初めての経験でした。
今思うと手で払いのけるくらいしてよかったかなーと。
今回の場合は完全に無視していてもよかったかもしれませんが・・
下手に荷物をごそごそして何か取られたらどうにもなりませんから。
幸い今回は何の被害もありませんでしたが。

ちなみにジプシーの服装ですが、普通の子供と変わりありません。
ただ、小さな子供同士数人でうろついていたり
今回数人の中にもいましたが赤ちゃんのぬいぐるみを本物の赤ちゃんのように
抱いていたりします。
ぬいぐるみでなく本当の赤ちゃんを抱いている事もあるようですが・・・
とにかく平日の昼間に小さな子供が数人でうろついてるという事事体
おかしなことなので、それらしき子供達を見かけたら注意しましょう。
また万が一囲まれても子供だからと言って躊躇せず、手で払いのけてでも
追っ払いましょう。


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