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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

私の知らない昔の劇団四季

2005-09-06 | 劇団四季
今朝はいつも通りに出勤したのですが、午後から帰宅するようにと本社より
指示があったため、お昼からは今日は家でだらだらと過ごしています。
こんなことならDVDレンタルでもしとくんだったわ~
なんてのん気な事言えるのは私の住んでいる地域に被害がないからかな・・・
というか台風来てるの?ってくらいに静かです(雨は降ってるけど)。
このまま何事もなく朝を迎えられるといいけど・・・
九州各地では大変な事になっているようです。
怖いですね、台風は。
うちも雨が降り続くと川が氾濫して大変な事になってしまうんですけど
今のところ、その心配はなさそうです。

昼寝をし過ぎても夜眠れなくなるんで、何かDVDでも見ようかな~と
ゴソゴソやってたら、出てきました・・・ていうか忘れてたわ。
随分前にテレビで放送された四季の番組。
おーこんなもの持ってたのか自分・・・と改めて見てみました。

まずオペラ座の怪人の特番。
前回の東京公演のもののようです。
今井ファントムに井料クリス、柳瀬ラウルのCDトリオ。
現ファントムに見慣れているので、今井さんの長身でガッチリしたファントムが新鮮。
井料さんはとても色っぽいクリスティーヌですね。
柳瀬さんは・・・細っ。
お稽古中の映像に村田さんらしき女性がアンサンブルとして映っていました。
村田さん・・・できれば彼女のクリスティーヌをもう一度見たい・聴きたい。
この番組で、印象に残ったのが、The Point of No Return でクリスティーヌが
ファントムの被っているマントを捲るシーン。
現在はマントを捲ってファントムの顔を見たクリスティーヌはハッとした後
すぐに後ろを向いちゃいますよね。
この映像では、井料さん、マントを捲った後にファントムの首から頬あたりに
手をあてています。ビックリしましたが、ちょっとドキっとしました。
ファントムを愛おしく思うクリスティーヌって感じがして、いいな~って思いました。
これは井料さんだけがやっていたのか、途中で現在のものに変わったのかは
分かりませんが・・・

上のオペラ座の怪人の特番よりもさらに古い番組(10年以上前!)では
コーラスラインやクレイジー・フォー・ユー等の映像が映っていたのですが
クレイジー・・の方は本当に楽しそうですね~。来月の広島公演が楽しみになってきました。
コーラスラインの初日の映像では、キャストボードの前に立ってペンでメモしている
お客さんが・・・以前は現在のようなキャストシート(っていうのアノ紙)は
なかったんですね。劇場でメモして残していたようです。
ということは当日劇場に行くまではキャストも分からない状態だったんでしょうね。
それを考えると今は恵まれているのかも・・・まぁ、時代が違いますけどね。
昔は役者さんも大変だったようです。
チケットのノルマがあったという話は聞いた事あったのですが
チケットをお客さんに送る為に封筒に入れて宛名を書くのも全て役者さんが
やっていたそうです。が、キャッツの成功のおかげで役者さんは
舞台に集中できるようになったとのこと。
それによって今までとは違って、舞台だけをやればいいという状況におかれ
何も言い訳ができなくなった、と。
ありがたいと同時に役者にとっては厳しい、見る人にとってはとてもいい環境になった、
と若かりし頃の山口さんが言っていました。
劇団を立ち上げてしばらくは役者さんも舞台以外の苦労が多かったでしょうね。
それを考えると今の役者さんはどうなんでしょう・・・
客の私からしても役者が舞台やお稽古に集中できるのは当然だと思っていましたが
以前の苦労話を聞くといろいろと考えてしまいます。
柳瀬さんや高井さんetc・・・お休み無しで長期出演されている役者さんも
多くいますが舞台に集中できると言っても限度がありますよね。
以前と状況は変わっても大変なことには変わりなさそうです。