PIANO PIANO☆

劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

イタリア人・・・男性偏

2005-06-08 | イタリア
Buonasera!
先日TBSの世界遺産でフィレンツェが取り上げられていましたが
来週と2週に渡っての放送とのこと。
フィレンツェはイタリアの中でも大好きな街の一つです。
とっても素敵な街ですし見所もいっぱい!
街を流れるアルノ川沿いにぶらぶらと歩いているだけで幸せな気分になります。
なかなか長期で行くことは難しいけど、もし次短期間でも行けるとしたら
絶対フィレンツェは外せないですね~。
できれば前回の旅で思いっきり楽しめなかったヴェネツィアにもまた行きたい。
ローマも好きだしトリノも捨てがたい…(サッカー見たいしね!)
トスカーナの小さな町も魅力的だし南部の方にも行ってみたい。
もう行きたいところだらけです。

イタリアは芸術に溢れ美味しい食べ物もいっぱい、親切な人も多いです。
もちろん日本に比べると治安は悪いですし怖い人もいっぱいいます。
実際私はひったくりの被害に遭い、精神的ショックを受けましたから…
それでも負けずに逞しく一人旅続けてましたけどね^_^;

イタリアでは日本ではなかなか遭遇しないような出来事も…
まぁ、巷でよく言われるイタリア男のナンパ、こんな私も経験してまいりました。
高校生位の男の子から50代以上と思われるおじさんまで(笑)。
でも正直、ナンパなのか親切で言っているのか分からない時もありましたが…

今日はナンパではありませんが日本ではありえないであろう出来事を。
まずフィレンツェで出会ったおじさん(50代くらい)。
私が地図を片手にきょろきょろしていると「どこに行きたいの?」と
声をかけてきました。「水とチョコレートが買いたいの」と言うと
ついておいで、と案内してくれます。どうやらお店に連れて行ってくれようと
しているようですが、途中で
「お店で買う水はフレッシュじゃない、だから僕と一緒にレストランで食事しよう!」と(笑)。
愛想よくかわしていたのですが、「じゃあバールでお茶しよう!」「お水だけでも!」と
それでもちゃんとお店には連れて行ってくれ、私がお金を払うまで横についていてくれます。
しかもお店の人が紙の袋に入れようとすると、
「ビニールの手に提げられるのに入れてやってくれ」なんて言ってくれて、まぁ何て親切!
その後も一緒に歩きながら、しきりに私を食事に誘おうとします。
とてもいい人っぽかったのですが、やはり警戒心が強く働き
「疲れてるから…ごめんなさい。今からホテルで休みたいの」と笑顔で別れました。
↑もちろんこれは断る為の口実だった訳ですが、フィレンツェは小さな街です
別れた後、ものの10分程でまたあのおじさんとバッタリ…
ハハハ…と笑って走り去りましたが、ちょっと焦ったなぁ。
あのおじさん本当はいい人だったかもしれないし、私はせっかくの出会いを
台無しにしてしまったかもしれません。
でもやっぱりこちらは女性一人ですしね。何かあってからでは手遅れです…
でもいい人、悪い人を見極めるのって難しいですね~。

次もフィレンツェですが、フィレンツェの中心部からちょっと離れた高台にある
フィエーゾレというところに行った時のことです。
フィエーゾレに向かうバスで隣に座っていたお兄さん(自称大学生)、
カッコつけイタリア男というよりは大人しくて優しいお兄さんって感じでした。
お兄さんと言っても、明らかに私より年下でしたが(汗)。
フィエーゾレに着くと、眺めのいいところがあるから連れて行ってあげる、と
見晴らしのいい高台に案内してくれました。
そこからの眺めは本当に素晴らしく、フィレンツェの中心街が一望できる
絶景ポイントでした。まぁ、これくらい普通なんですが…
ここに着くまでに急な坂道が続きまして…お兄さんはスタスタ歩いて行くのですが
普段運動不足気味の私は脚が進んでくれません…
振り向くお兄さんに、「疲れた…」と言うと、
何と私の目の前で屈み、‘おんぶしてあげる’と(笑)
慌てて「No Grazie」と言いましたが、遠慮しなくていいから、さぁ!と(爆)
冗談で言っているのではなく、彼は本気なんですよ~。びっくりしました~。
とても貴重な経験でした(笑)。

まだまだネタはありますが長くなるので第一弾は終わり。
イタリア男は本当に面白いです。
皆さん、若いうちにイタリアに行きましょう。
きっと面白い経験ができるはずです(笑)。