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無くならない「サービス残業」 労働組合の結成、義務化したら?

2007年10月08日 | お知らせ

昨年度の「サービス残業の是正」は、1679社で227億円を上回ったことが判明しました。前年度から155社の増加は過去最高。支払い金額は、03年度以降230億円で推移しているそうです。

労働基準監督署が毎年、摘発や是正指導しても繰り返される「サービス残業」の根絶には、事業主の罰則を相当強化するか、日本の事業所に労働組合の結成を義務化し、労使で闘わせるしかないのでしょうか。

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百万円以上のサービス残業是正指導、昨年度は1679社に(10月5日 読売新聞)

残業をしたのに賃金が支払われない「サービス残業」について、2006年度に全国の労働基準監督署の是正指導を受け、合計100万円以上の賃金を支払った企業が1679社に上ったことが5日、厚生労働省の調査で分かった。前年度より155社増え、企業数は調査を始めた01年度以降、最多となった。

同省のまとめによると、対象労働者数は18万2561人(前年度比1万4603人増)で、支払総額は227億1485万円(同5億8015万円減)。1企業の平均額は1353万円、労働者1人あたりでは12万円となった。

03年度以降、対象労働者は16万~20万人、支払総額は230億円前後で推移しており、同省は「労働時間の管理がずさんな企業が、依然として多く見られる。サービス残業は労働基準法に違反するということを強く訴え、指導を徹底していきたい」としている。