岐阜県医労連へようこそ

岐阜県内の医療・介護の職員でつくっている労働組合の連合体、岐阜県医労連です。困った時はどうぞご相談を。

医労連個人加盟組合にご加入ください

☆彡岐阜県医療・福祉一般労働組合は医療機関、介護施設などに働く人(失業中・退職者を含め)を対象にした一人でも加入できる個人加盟制の労働組合です。 ☆彡岐阜県医療・福祉一般労働組合が加盟している日本医労連は全国で17万人の組合員がいます。 ☆彡この労働組合として当局との交渉を行うことができます。 ☆ 組合費は毎月1000円(慶弔共済含め)です。銀行より口座引き落としします。 また医労連組合員・家族が入れる非常にお得な共済(生命・医療・交通・他)である医労連共済に加入することができます。 組合加入は、下記のQRコードから、あるいは ☆このページの左サイド「カテゴリー」→「岐阜医療福祉一般労組への加入」をクリックしてください。

医師・看護師増員署名2000筆を突破

2007年03月27日 | お知らせ

08安全・安心の医療と看護の実現を求める増員署名」は全国で71万筆集まっています。日本医労連は150万筆を目標に取り組んでいます。

岐阜県医労連の署名数は3月27日現在で2233筆、内訳は、全医労長良420筆、岐阜民医労1713筆、須田労組90筆、恵北福祉会労組10筆となりました。

目標は5月末までに1万筆、残り2ヶ月間集中して組合員、知人、友人、管理者、患者さんなどから1筆でも多く集めて国会に届けましょう。

次回の報告は4月15日です。


下呂市が「医師の適正配置に関する意見書」を採択

2007年03月26日 | 請願・陳情

下呂市は、3月23日の市議会で「医師の適正配置に関する意見書」を採択しました。下呂市は医師確保対策として「医学生の奨学金制度」を2007年度から新設しましたが、それでも限界があるとして、意見書の採択を行っています。

医師の適正配置に関する意見書

 少子・高齢化の進展、医療ニーズの多様化など我が国の医療を取り巻く環境は大きく変化し、地域や診療科における医師の偏在をはじめとする医師不足はかねてより大きな課題となってきたところである。さらに、2004年4月に導入された新たな医師臨床研修制度を契機に医師不足の問題はますます深刻の度を深めている。

 特に、へき地・離島をはじめとする地域の拠点となる病院や診療所等において、地域医療に従事する医師が不足している。また、医師の診療科偏在が一層顕著になってきており、とりわけ、小児科、産婦人科、麻酔科等の特定診療科における医師不足は切実な状況にある。このため、診療体制の維持が困難な地域も出てきており、地域生活に大きな支障が生じてきている。本市においてもこのような事態を踏まえ、本年4月から医学部学生や研修医を対象とした奨学金制度を設けるなど、市内の医師確保対策やへき地医療対策を講じることとしている。しかし、このような独自の対策には限界があり、抜本的な対策が求められる。

 よって、国、政府におかれては、地域の実情を十分理解し、早急に下記の対策に取り組まれるよう強く要望する。

              記

1.医師不足地域の医師確保対策として、臨床研修制度の導入による影響を検証し、へき地勤務医師等の確保につながる臨床研修におけるへき地研修の制度化、勤務条件の改善など、医師の適正配置を促す仕組みを構築すること。

2.医師が不足している小児科、産婦人科、麻酔科等の診療科への誘導ができるよう、診療報酬上の適切な評価を行うとともに、医師の養成・確保のための施策の拡充を図ること。

3.医師が家庭や育児と両立して働くことができるよう、就業環境の整備など必要な措置を講じること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成19年3月23日
                   岐阜県下呂市議会
 内閣総理大臣
 総務大臣
 文部科学大臣    様
 厚生労働大臣
 衆議院議長
 参議院議長         


野球の楽しみに水差すな

2007年03月22日 | 輪話和コラム

機関紙「輪話和512号」のコラムより

▼野球シーズンである。23日に春のセンバツ高校野球、24日にパリーグ、30日にセリーグ、4月1日にメジャーリーグが開幕する。もっぱらの観戦野球ファンとして、見どころ多く楽しみである。▼過去にベスト4まで進んだ岐阜の中京高校の出場もあるが、優勝候補の大阪桐蔭高校の「怪物」中田選手のホームラン記録に注目だ。▼メジャーリーグは何といってもレッドソックスのジャイロボーラー松坂選手の活躍だ。大リーガーの強打者をバッタバッタと三振に仕留める姿を早く見たいものである。▼プロ野球はドラゴンズ。日本一に導く投手陣や、元オリックス中村選手の活躍を見たいが、新外国人である韓国の好打者イ・ビョンギュ選手の挑戦にも注目したい。▼がっかりなのは、西武ライオンズの裏金問題だ。2年前に12球団が「利益供与を一切行わない」と決めたルールを破り、再び新人選手の獲得に「栄養費」という多額の裏金が使われていた。▼04年の球団合併騒動で批判を浴びたプロ野球界は何を取り組んできたのか。野球選手を夢見る子供や、野球ファンを失望させなで欲しいと願うばかりだ。


貧困と格差と闘え「どろろ」の教え

2007年03月18日 | 輪話和コラム

機関紙「輪話和509号」のコラムより

▼映画「どろろ」の続編が製作されるそうな。映画は見ていないが、原作を初めて読んだ。▼時は室町時代の動乱期、武士の醍醐影光は天下を取る為に48匹の魔神の前で生まれくる子供の臓器を捧げることを誓うシーンから物語は始まる。▼父の野望によって眼や耳など48部位を奪われ、捨てられた「百鬼丸」は、両親を時の権力に殺され、こそ泥として生きる「どろろ」と出会い、人間の体を取り戻すために48匹の妖怪を退治する旅が始まる。▼「どろろ」は1967年に少年サンデーに登場、当時は10年期限を迎えた日米安保条約の延長を阻止し、条約を破棄させようとする学生運動(70年安保)が盛んな時代だった。▼妖怪を退治するたびに人間の体を取り戻していく百鬼丸たちの旅は、百姓をこき使い、歯向かう者は容赦なく殺す父の村へとたどり着く。▼物語は、怒りに立ち上がる百姓と百鬼丸たちが、影光が背負った妖怪を退治し、村から影光を追い出すことで終わりを迎える。▼「人間らしさを取り戻す為に闘え」どろろは、貧困と格差にあえぐ現代に語りかけている。