バッタの水あそび。

プール(ポケットビリヤード)好きのブログです。古い記事へのコメントも大歓迎!

ハイテクこぼれ話

2010-06-28 22:17:48 | 道具
こんばんは。ワールドカップに触発されてサカつくにハマりすぎ。


時代錯誤男、グラスホッパーです。



さてさて、今日は道具のお話。先日観戦に行ったセントラルレディースでK'sLinkさんとお話させていただいた事についての考察。

できるだけ聞いた事実を元に書きますが、バッタの推論も含めてお話しますので、そのつもりでご覧下さいm(__)m


では参りましょう、「バッタのたまにっき。」




『ハイテクこぼれ話』




はじまり はじまり~♪




-------------------------------------------------------------------


バッタはかなりの道具好き。技術畑の人間ですから、しょうがないっちゃーしょうがない。

んで、先日職人さん、、、いや、営業さん? もしくは兼業? の方とお話させていただいたことを、書き記しておきたいと思います。



314から火が付いたハイテクの波。これって、ヒネっても見越しが少ないシャフトを作ろうとしたから生まれたわけではないんだとか。


そもそも、人間の需要に対し、木の成長が追いつかないことに端を発するんだそーな。

確かに、木をたくさん消費するメジャースポーツ、野球の世界ではバットに最適といわれるアオダモの植林ボランティアにプロ選手が従事しているという話はよく聞くし、ビリヤードでもカスタム職人さんたちは自分が使うメイプルの出所を言いたがらないという話もよく聞きます。


そこでプレデターは考えた。今まででは捨てられていた廃材を貼り合わせて、なんとかシャフトにできないものかと。


そうして試作を繰り返すうち、いい感じのシャフトが出来た、、、、それが314のはじまりなんだとか。


キューズによると、アダムは撞いた時にキュー先がスパッと逃げるシャフトのほうが、見越しが少なくなることに気付いた。

だからメッズは、キューの根元にガッチガチのカーボンロッドを埋め込んだら、相対的にいっしょじゃね? とハイブリッドシリーズを開発したんじゃないかなぁ。



そしてそして、今の314やプロ2の見越しを10としたら、見越し1くらいのシャフトは簡単に作れるそう。ただし、そうすると押せない・引けない・ヒネれないシャフトになっちゃうんだそーな。

聞いた時は驚いたけど、そこはまあ、それは矛盾との戦いなんでしょうね。

たとえばゴルフ。まっ芯を食っても、多少はずれても、まっすぐ飛ぶ設計のドライバーがあったとしましょう。

そのドライバー、わざと芯を外すことによってスライスやドローを打とうとしても、うまくいきっこないんです。


逆にまっ芯を食わないとまっすぐ飛ばないドライバー。アマチュアには使いづらくてしょうがなくても、打点によって微妙な回転を与えられるレベルのプロからしたら、すごく便利なクラブでしょう??



ここで、バッタの持論。



誰が使っても平均点が高い道具と。

プロが使えば超最高、ヘタクソが使えばゴミな道具。


これって対極なんですよね。



ハイテクシャフトは前者、クセが強いといわれるカスタムキューは後者な気がしてならんとです。



もちろん、プロのほうがハイテクの性能を引き出すでしょうし、アマであっても後者のほうが合う人だっているでしょう。



最近は技術の進歩がすさまじく、選手そのものの技量より、すごい道具の使いこなし方に優れた選手のほうが勝ち残るようになっている昨今。その最たるものはF-1でしょうか。



プロはどうやってうまく道具と付きあって結果を出していくのか。

アマはどうやって自分が一番楽しめる道具を探すのか。




そんな事を思ったC級プレイヤーの独り言なのでした。おしまい。



--------------------------------------------------------------------


結果を出すのに一番必要なのは適応力。

、、、じゃあ家にテーブルなんかおいてちゃ結果なんか出るはずないですな(自爆)




ではまた~