バッタの水あそび。

プール(ポケットビリヤード)好きのブログです。古い記事へのコメントも大歓迎!

はじめての参考書

2006-12-31 19:43:34 | 少年時代
こんばんは。サンマがおいしい季節ですねぇ(^~^)←初公開時は秋だったんです(笑)

ハラワタまでペロリと頂く、猫泣かせのグラスホッパーでございます~。


では参ります、「バッタのたまにっき。」

第四話『はじめての参考書』

はじまりはじまりぃ~~☆

------------------------------------------------------
ビリヤード(と言う名のおもちゃ)を始めて数日。一向に狙った玉が入らないグラ兄弟。それもそのはず、イメージボールも知らず、今なんで失敗したのか、中心つけなかったのか、キューが斜めに出たのか分からないんだから当たり前である。

グ「う~ん、、、やっぱりちゃんと練習せなあかんかなぁ」
兄「どうやって?」

ビリヤードの解説書を買いに本屋にいけば済む話なのだが、この二人はそれに気づかない。解説書なんてあるはずないと頭から信じ込んでるんだからどうしようもない(爆)。

グ「ん~~~、、、、そうや!!!!」

当時はファミコンが大流行。なんでもかんでもゲームにし、ファミコンになったらそれは一流の証みたいな風潮が漂っていた時代。親の教育方針の都合でグラ家にファミコンは無かったが、いつでも子供たちの遊びの中心にファミコンがあった。

グ「ルナーボールの攻略本探せばええんや!!!」

ビリヤードかというと小さな疑問符がつくが(笑)、ルナーボールというビリヤードをモチーフにしたソフトが、兄の友達の家にあった。確か、押し・引き・ヒネリ・ジャンプはできなかったと思うが、台の中に障害物になる柱が立ってたり、妙な形の台があったりのビリヤードタイプパズルゲーム? が確かに存在していた。

兄「それや!!!」

二人して、古本屋に自転車を飛ばす。ちなみにその古本屋は、今はフィリピンパブになっている、、、、そこにエフレン・レイズとフランシスコ・ブスタマンテの写真貼ったキューケースもってったらどうなるかな? と好奇心にかられる今日この頃(爆)

っとと、話がそれた。
グラ兄弟は、古本屋でもののみごとにルナーボールの攻略本をゲット。ルナーボールのみの本ではなく、「わんぱっく」シリーズという、いくつかのゲームをマンガで紹介しているタイプの攻略本だった。当然のことながら内容はどうしても薄めだが、マンガ形式で読みやすい本だった。というか、その古本屋にはそれしか置いてなかったんだからしょうがない。


ここから、グラ兄弟の危険な暴走は更に激しさを増すのであった、、、、(笑)


                        つづく。
------------------------------------------------------
やれやれ、いま考えるとホント子供って怖いなぁ(爆)。子供が暴れても壊れないような商品をつくらなきゃいかんのだから、オモチャメーカーの皆さんにはホント頭が下がります(笑)。

では、次回予告と参りましょう!

解説書を手にしたグラ兄弟。そこには、いま思うと「ん?」という内容もあったが、それでも当時は貴重な貴重な参考書だった。だが、だからこそのワナが潜んでいた??

次回、第五話『決めろスーパーショット!』

お楽しみに!!

驚愕のハウスルール

2006-12-30 16:31:02 | 少年時代
こんばんは。秋の夜長は読書に励む、好きな作家はロバート・バーン(ぉぃ)、グラスホッパーでございます~。

では早速参りましょう、「バッタのたまにっき。」

第三話『驚愕のハウスルール』


はじまりはじまりぃ~~~☆


-------------------------------------------------------
クリスマスは早寝早起き。ごちそうをたらふく食べて眠い。そして朝は少しでもはやくプレゼントで遊びたい。グラ兄弟は毎年のごとく、いつもよりも早くベッドに入り、目覚ましを一時間はやく六時にセット。

、、、今から思えば、親はたまったもんじゃなかったろうなぁ(笑)夜中にプレゼントおかなきゃいけない上に、一時間はやく起こされるんだから(^^;


六時の目覚まし。いつもは寝起きの悪いグラ兄弟も、この日ばかりは飛び起きる。

兄弟「来た!!!!」

商品名は確かエキサイトビリヤード。
それはとても大きな箱だった。そんじょそこらのボートゲームとは比べ物にならないほど大きな箱。まさに、夢の大きさだった。

さっそく組み立てはじめる。ポイントマークはプラモみたいなランナーからニッパー、、、なんて高尚なものはないので爪切りで切り離して穴にうめていく。四本の土台足にキャップをはめこむ。付属のキューに、やわらかい樹脂で出来たタップをかぶせる。

兄弟「できた!!」

もう撞きたくてたまらない。『ブレイクショット』の記憶だけを頼りにナインボール(まがい)を始める。クッションのセオリーは愚かイメージボールさえ知らない子供たちである。ほとんどの場合、穴前か相手のファールでフリーボール得た時に「まっすぐ置いた」時しか入らない有様(爆)。でも台は小さくて玉が走り回るから、フルショットしたら的球も手玉も(笑)落ちること落ちること。
これじゃなんかヘンだと、ようやく説明書を読んでみる、、、、、

イメージボールのことは書いてあったかな? ナインボールとローテーション(と言っても的玉は10個しかない(笑))のルールが書かれてたのは確か。でもこの二つ、ルールが微妙に違って困りませんか?

ファールしたら手玉はフリー? そのまま?
入れたと同時にスクラッチしたら入れた玉はどうするの?(あ、これはちょっと意味合いが違うか)

よくよく読まずにやるもんだから、そして二人ともヘタクソだから、「なんでもかんでもフリーボール」というルールで再開。つまり、入れたと同時にスクラッチしたら、「手玉も的球もフリー」。そうなると、、、、ローテーションだと最高得点玉、ナインだと9番に「フリーボールの的球」をぴったりとくっつけて即死状態を作り、手玉をまっすぐに置いてしまう(爆)

さらにひどかったのはブレイクショット。玉同士が浮いてたらあんまり散らない、くっついてたら散るってことを知らない。スポットシールもタイトラックも無い台で子供がパッパッと組んだら、浮きまくってるので全然散らない。マンガの『ブレイクショット』みたいな散り方をしない!!←当たり前です

兄「マンガはなんであんなに散るんかなぁ」
弟「パワーが違うでっちゃう?」
兄「でも、半分くらいの玉はまったく動いてへんで?」←ラックが浮きまくってるんだから当たり前です
弟「んー、、、キューを思いっきりだしてへんでかな?」
兄「それや!!思いっきりキューだしたらきっと散る!!」

そして、、、、
ブレイクショットは、長いキュー出しで有名なジョニー・アーチャーもビックリの、「キューがラックを突き抜けるほどに突き出す」のがブレイクショットの基本になってしまったのであった。←ファールです(爆)



いやぁ、、、子供って怖いですね。

                       つづく。
------------------------------------------------------
いまから思えばホントにハチャメチャだな(笑)。知らないって怖いことですね(笑)


さ~て、次回の「バッタのたまにっき。」は☆

あまりの「狙った玉の入らなさ」にイライラしてきたグラ兄弟。ビリヤードの解説書なんて想像もできなかったので、どうしようと途方に暮れる。そんな折、あることを閃いた、、、、

次回、第四話『はじめての参考書』


お楽しみに!!

我が家に台がやってくる

2006-12-29 23:41:39 | 少年時代
こんばんは。グラスホッパーでございますm(__)m

前回、突然文章が長くなって読む気が失せている人もいるかと思いますが、まあ気長にゆったりと読んでやってください。


ではでは始めましょう、「バッタのたまにっき。」

第二話『我が家に台がやってくる』


はじまり はじまり~~♪

-------------------------------------------------------
約20年前の秋。

ビリヤードへの想いを10年くらい胸にしまっておこうと思っていたグラ少年。だが、ビリヤードとの出会いは意外な所で訪れた。

飲食店を経営していた祖母の家から車で10分くらいのところに、いとこの家があった。母の姉の家である。そこの子はグラ兄妹より少し年が上の二人兄妹で、二人とも面倒見がよくてユーモアに富んでいて、いとこの家に行くのはいつも楽しみだった。

祖母の家でお好み焼きを頂き、そのついでにいとこの家に寄ったときのこと。


ビ、ビリヤードの台がある!!!!

長クッションの長さが80センチくらい、高さは15センチくらいだっただろうか。玉のサイズは3センチくらいだったかな?
プラスチックで出来た、おもちゃ屋に6000円くらいで売っていた台である。モノホンの台には似ても似つかぬ、スポーツ用品の管轄ですらない「おもちゃ」だが、グラ少年には輝いて見えた。まだ体も小さい小学生にとって、台は小さいほうがむしろ都合が良い(笑)。

早速遊ばせてもらう。ゲームはナインボール。もちろんフロック(まぐれ)オンリーだが、興奮しながら撞いた撞いた。台もボールも小さいので、子供のパワーでもかなり玉が走り回る。そうなると、もちろんフロックの確率も上がる。一球入るたびに狂喜乱舞しながら、時を忘れて撞きまくった。


帰りの車の中で、グラ少年は母親に叫んだ。

「今年のクリスマス、あれが欲しい!!」


貧しかった我が家は、クリスマスは3000円までと決められていたので予算オーバー(笑)。母は

「じゃあ、兄ちゃんと二人分でね」

『ブレイクショット』の情報から、ビリヤードは二人で対戦する(しかない)ものだと思っていた兄と僕は、一も二もなく首を縦に振った。


我が家に台がやってくる!! グラ兄弟は、マジックでカレンダーをメチャメチャにしながら聖夜を待った。

                
                        つづく。
-----------------------------------------------------

えー、こんなオチ(台の正体はオモチャ)ですいません(爆)。でもね、小さいが故の楽しさというのもまたあるのですよっ。追い追い書いていきますんで笑ってやってくださいな(^^)

グラ家が宝くじにでも当たって家を建て増ししてブランスウィックでも置いたのではと思ったアナタ。
我が家はそんなドラマチックなイベントには無縁でございます☆


ではでは次回予告と参りましょう。

さーて、次回の「バッタのたまにっき。」は☆

月日は流れ、ついにグラ家に(おもちゃの)台がやってくる。はじめは普通に遊びだすグラとグラ兄。しかし子供である、そのうちなにやらおかしなことを初めだす、、、

第三話『驚愕のハウスルール』

お楽しみに!!

はじまりはブレイクショット

2006-12-28 19:19:21 | 少年時代
どもども~、グラスホッパーでございます~。

さてさて始まります長編自己紹介?「バッタのたまにっき。」
かなり昔のことなので記憶怪しい&私見のみで書いちゃいますので、間違ってるトコも多々あろうかと思いますが、そこはご容赦を。
そして、いきなり文章の量が増えます(笑)


ではでは始めましょう!


第一話『はじまりはブレイクショット』


はじまり はじまりぃ~~m(__)m

---------------------------
今から約二十年前のこと。


まだパソコンにハードディスクが付いてなく、フロッピー全盛の時代。

インターネットなんて言葉聞いたこともなく、辛うじてパソコン通信という言葉の記憶があったかなという時代。

車は基本的にミッション車で、カーエアコンがついてなくても驚かなかった時代。

ケータイってなんじゃらほい? 辛うじてポケベルが忙しいサラリーマンの腰についてた時代。

外食=ごちそうだった時代。

回転寿司の登場で庶民でもお寿司が身近になってきた時代。



グラスホッパー少年は小学生。小太り・地黒・理屈っぽい・運動不足な、なんともコメントしがたい少年だった。(爆)

ビリヤードと言えば、週末夜の洋画でたま~に観るくらい。空気はタバコってか葉巻?の煙で真っ白、そしてしょっちゅう大喧嘩な玉屋の光景。

幼稚園から小学校低学年くらいまでビー玉遊びがけっこう好きだった、そして少年時代は「超」がつくほどマジメだったバッタは、カラフルな球が小気味良い音を立てて弾け合う”ちょいワル空間”というイメージだった玉屋に、淡いあこがれを抱いていた。

今は介護施設の世話になっている母方の祖母は、その頃は一人暮らしで元気そのもの。
手作りのお好み焼きと焼きそば、そして業者さんにいれてもらってる菓子パン、200mlのガラス瓶入りの牛乳・コーヒー牛乳・オレンジジュース・ピッキー(笑)等を売る、ささやかな飲食店を経営していた。

母はよくその店に祖母の様子を見に、そしてお好み焼きや焼きそばに入る野菜(同居している父方の祖父母が作ったもの)を届けに出かけていた。その時にはよくいっしょにつれていってもらい、祖母がつくるキャベツたっぷりの薄焼きしょうゆ味お好み焼きに舌鼓を打っていた。

そして・・・
その店には、お客様用に週刊少年マガジンが常に10冊くらいおいてあった。我が家は僕・二つ上の兄・四つ下の妹と三人も子供がいた為か、家計は決して楽ではなく、小遣いは学校でアンケートを取ると常にビリかブービーという状況。週刊雑誌など、とてもとても手が届かない高級品。週刊少年ジャンプや月刊コロコロコミック等の話題で盛り上がるクラスメートを尻目に、

「マジメなボクはマンガなんて興味ないよ」

と強がっていたものである。(このクソガキがぁぁぁぁ爆)
祖母の店にいけば、大好きなマンガが思いっきり読める。お好み焼きをたらふく食べた後、母親が「帰るよ~」と言い出すまで、少年マガジンにかじりついていた。

その少年マガジンの中で、一際気になるマンガがあった。
もうお分かりですね、そう『ブレイクショット』。ビリ好きの方はたいてい知ってる(と思われる)有名なビリヤードマンガ。玉が割れる消えるは当たり前、ジャンプショットがカーブしながら飛んでったり、手玉の回転でラシャがよじれて次に撞く人が方向を狂わす恐るべきセフティ、ハードショットでクッションを壊す、そしてスピードガンで手玉の球速を測ったら200キロ、、、、などなど、やりたい放題の高校生たちが暴れまわる恐怖の世界(爆)


洋画で観る”ちょいワル&怖”+”ブレイクショット”の世界で、誤ったビリヤード観が根付いてしまった、思い込みの激しい危険なグラ少年、、、

(、、、だって野球のピッチャーは素手で玉をカーブさせたり150キロ投げるんだから、道具(キュー)使ったらジャンプカーブや球速200くらいできるのかなーと思うじゃない(笑))

まあ、クラスでドベを争うような少ないこづかいの子供がビリヤードはじめることなど、親がよっぽど好きでない限り無理だということはわかっていた。高校くらいになったらやってみようかな、くらいの気持ちで「ビリヤードの世界」を眺めていた。


・・・だが、玉との出会いは、少年が思うよりずっっっと早く訪れた。



                       つづく。
---------------------------

えー、この長文に付き合ってくれたアナタ。最後まで読んでくれてありがとうございますですm(__)m

とにもかくにも、つづくーーーっ(><)。苦し紛れに、、、


さーて、次回の「バッタのたまにっき。」は☆


少年グラが夢中になって『ブレイクショット』を読んでいた頃。はやくも、玉撞き初体験がやってくる、、、

第二話『我が家に台がやってくる』
お楽しみに!!

ビリヤードとの出会い

2006-12-27 22:50:13 | お知らせ
さてさて。
まずは自己紹介がてら、「玉屋デビューにいたるまで」を数回に渡って書いてみたいなーと。いや、数十回になるかな(。。;)


実はバッタ、ミクシィをやってまして、というか今もやってるんですが。

まずはそこに上げてた内容を見直しながら上げていこうと思います。季節ネタも多いんで、やや意味不明なところもあろうかと思いますが、どうかご容赦を。

こんなバカな奴もいるんだ、、、って感じで笑って読んで頂けたら嬉しいです。根っからの小心者なんで、怖いコメントはカンベンしてください(;;)


よし、読んでやろっかしゃあねぇからよぅってアナタ。
ありがとうございますm(__)m。
基本的にノンフィクションですが、話をわかりやすく&面白くする為に、若干の順序入替や脚色が入る予定ですので、「完全ノンフィクションじゃない」ってことは事前に御理解と御了承くださいませ。そして不定期更新ですんで、竜頭蛇尾になりそうな気配ムンムンな点はご容赦くださいませませ(爆)


では改めまして、、、、



さ~て、次回の「バッタのたまにっき。」は♪<次回というか初回だろが(自爆)

今から約二十年前。バッタがまだ小学生だった頃から始まります。少年バッタにとってビリヤードと言えば、週末夜九時からの洋画でたま~にしか見たことがなかった頃。

第一話『はじまりはブレイクショット』

お楽しみに!

ついに開設☆

2006-12-26 21:41:40 | お知らせ
はじめまして。ビリヤード下手の横好き、グラスホッパーと申します。がんばって週一以上のペースで更新していきたいと思います。

よろしくぅ☆