喜劇 眼の前旅館

短歌のブログ

さしすせそ・即詠

2006-06-12 | 即詠
開始18:15

サーカスの夢からさめるとサーカスの観客席にいて冬の雨
知り合いの知り合いだから五線譜のバラ線越しに手紙をわたす
数字とか火でならつけてあげなくもない犬の名をおまえの犬に
性的な比喩でよばれていっさいの怪我の治療がむだに終わる
掃除機をはしらせるには橋がない廊下が川に絶たれてしまって

終了18:56

コメントを投稿