昨日参加した東日本国際親善マラソンですが、もう全く情けないレースでした。
タイムは昨日アップした通りですがレース内容を綴ります。
当初は5分ちょっと/kmのペースでゴール予想を1時間46分台が出れば良いなぁ、と考えていましたが、この時期の気温と私の実力を考えると無謀なペース設定です。また前日の練習時に心房細動が出て少し苦しい感覚もあったので無理しない走りをしようと考えを変えたのでした。
ところが、いざレース当日になると最初から突っ込んでしまう悪い癖が出てしまいました。これで何回ドジを踏んでいるのでしょうか。もう情けなくなってしまいます。
昨日は一緒に行った仲間のNちゃん、Kちゃんとスタートラインに並んだのですが、彼らは彼らのペース設定で1時間30分から45分のゴール予想の列に並びました。私はその後ろのグループに並んだ方が良かったのですが、つい2人と一緒に並んでしまったのでした。これが失敗の元です。
11時15分にスタートの号砲が鳴りましたが、この時点で気温は25度を超えていました。スタートから回りのランナー達と同じペースで走った訳ですが、最初から5分3秒~5秒/kmのペースになってしまいました。でも3kmまでの時点では苦しくもなく、また当初考えていたペースでもあったのでこのまま行けるところまで行ってしまおう、という浅はかな考えだけしか頭の中にありませんでした。少しでも「止めろ、無理だ、抑えろ!」と言ってくれる天使はいなかったんです。悪魔が「行け、行け!」と囁き続けていました。
すると、5km過ぎ辺りから徐々にペースが落ちてきました。5分10秒台、20秒台と落ちて来て10km過ぎには5分30秒台へと。もうこの時点では「ヤバイ!」と思いましたが、もう後の祭りです。この5分30秒台を何とか維持して最後まで走り切ろう、と気持ちを切り替えようと試みましたが、ズルズルとペースは落ち続けました。
暑さは勿論感じていましたが、風もある程度あったしコース上では4km毎位に給水所があり、またミストのサービスもあって身体に熱がこもってしまうという様なことはなかったです。部分的には木陰の場所もあって死ぬ思いをする様な暑さではなかったです。
ですが、15kmの時点でラップが5分52秒まで落ちた段階で糸がプッツリ切れました。
その後は走る気力も失せ、足も動かなくなってしまいました。途中でリタイアも考えました。
もうほんとにボロボロでした。
昨日のデータです。
ここまで酷いペースの落ち込みは初めてです。
でも何とか完走出来て良かったです。ゴール手前50m辺りのコース脇で男性が大の字で仰向けで倒れており回りにスタッフの方々、救護班の方々が駆け寄っていてAEDの機械を持って走ってくる人、ストレッチャーを運んでくる方々が見えました。男性はピクリとも動いていませんでした。
先にゴールしていたNちゃん、Kちゃんはゴールが遅い私を心配して、もしや倒れているのが私ではないかとやきもきしていたそうです。
その後救急車でその男性は運ばれた様でしたが、暑さが原因での脱水だったのでしょうか。その後も救急車が何回か走っていて倒れたランナーが何人かいた様でした。
私もゴール後は10分ぐらいでしょうか、暫く横になっていました。くたばりました。
昨日ぐらいの暑さでバテていたのでは9月のトライアスロンの大会では心配です。しっかりしなくてはいけませんね。練習だけでなく、食事や睡眠などにも気を付けないといけないです。
それと昨日のデータでは久し振りにVO2maxの値が出てました。55.5ml/kg/minだそうで、予想タイムハーフは1時間35分18秒となっていて笑ってしまいました。どういうデータのとり方なんでしょうかね。
今後の大会の予定はありません。次回は9月のトライアスロンです。楽しんでこの大会に参加出来る様に練習頑張りたいです。
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