玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

上棟式

2020-01-25 01:22:03 | 日記
 先日、親戚の母屋の上棟式にお祝いした。古い家を解体して新築された。
 四つ足門は昔のように立っていた。
 午後、丸餅などが屋根の上から投げられた。ものすごい大量の丸餅だった。丸餅はご自分で作られた。
 丸餅は少量なら丸めているとあたたかくなってくるが、大量に丸めていると疲労感がすごい。どれだけ熱が入っているか良くわかる。
 後から後から降って来る丸餅やそのほかの食品に子供達も大人も大喜びだった。サッサッとキャッチした人も。引換券や硬貨も降ってきた。

 玄米ごはん族では昨年、台風で使えなくなった作業場を解体した。そのあとへ新築の作業場を作る予定だ。
 それが、作らないでも、と思ったりする。寒さは気力を低下させる。すべて外注化すると楽々で余裕だろうなあ、とか、冬は暖かいところにいるのが正解だ、とか。

 今年の冬は快晴が続かない。数日おきに曇りから雨になる。太陽が出れば暖かいが、曇、雨ではとても寒い。例年、今頃は乾燥注意報が出て砂埃が吹き飛んでいるころなのに、田には水溜まりがある。数日おきに西風が強く寒くなる予報が出ても日光がさせば暖かく感じる。
 エネルギーが吸い取られるようでも仕方がないので鉄骨造りの作業場を使っているが、雲、雨の日は体の芯まで冷える。快晴なら太陽光で作業場の屋根が温まり徐々に鉄板の壁が温まり、コンクリートの床は最後まで冷えきったままだが、なんとか中で作業ができる。
 曇りでは寒さが体の芯まで冷やしてガクガクブルブルで嫌気がさし、雨では芯から寒さが体の表面に伝わってきてやる気は完全に失せる。作業場の中にはとてもいられない。天候任せの、その日の気分しだい。米の収量がガックリするほど少ないので余裕の休息をとる。

 木造農作業場はこのような芯から寒さが湧いて来るようなことはなかった。すき間風ピューピューでも防寒服を着るか、など考えもしなかった。もっとも、天井がなく直に屋根になっていて天窓がついていたので日光が入ってきて温まったが。それに、毎年、冬は乾燥注意報が出て快晴だった。

 新築農作業場は木造にして、曇、雨、たまに雪の天気に対応するため、壁を多くして窓は南側だけにして屋根も天窓はつけない。

 将来、多品種少量生産になるかもしれない。そうなると、AI搭載の機器を設置することになるだろう。木造なら自由に壁を抜けるし、体にも良いから機器にも良いだろう。

 すべて外注化すれば気楽だ。自分で消費するだけなら金額もそれほどでもないが、自分で消費しても大量になると金額が大きくなる。一時的な需要だからとその時だけ外注にすると委託先で注文に応じられるかわからない。
 これまで委託した量は、全体の収量からすれば極わずか。そのような中で玄米ごはん族にとってこれから先に一時的でも大きな需要はあるのかどうか。ないだろうから、こちらは余裕で将来を考えられる。

 玄米関連の作業は将来に実現するとして、とりあえず玄米だけの作業を快適にできるようにする。やる気がなくならないように作る。
 作業以外で考えていることは、正面から裏へコンバインなどが通り抜けられるように大きな扉をつけることだ。壁が動くように見える大きな高い扉にする。正面の扉、裏の扉、両方開けると、門になる。夏は開けっ放しで門になり風通しが良くなり、冬は閉めておき作業場として使う。一石二鳥。
 台風のときは閉める。壁のようなガッチリした扉は、台風でもびくともしないように作る。

コメント
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