弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

モスクワとサンクトペテルブルクとラスベガス

2015年10月16日 | 日記

あちこちを旅し、現地で本物に触れるといろいろな思いを抱く。

写真でみるのと同じでは決してない。

これはモスクワの赤の広場の象徴ともいえるワリシー寺院(ポクロフスキー聖堂)
です。
派手派手のイメージだが現地でみると周りの雰囲気に溶け込んでいる。

 

これはサンクトペテルブルクの血の上の救世主教会である。
気味の悪い名前である。
いわゆるネギ坊主がいっぱいなのでワリシー寺院に似ていると思われるかもしれない。

 

現地でみると全く異なる。こちらの方は周囲を建物に囲まれている。
ゴールドが使われているにも関わらず、しっとりとした雰囲気がある。
凄いというより素晴らしいという感じである。「素晴らしい」の一言が相応しい。
感動しました。

さて、ふと夏にラスベガスでみたホテルを思い出しました。
ラスベガスの有名なホテルはそれぞれテーマがあります。
思い出したのは「ディズニー」をテーマとするホテルです。
(今年6月24日撮影)

 

空に向かって伸びる屋根がいっぱいというのが共通?

説明は出来ませんが、何か共通するものを感じます。


米・民主党大統領候補討論会

2015年10月15日 | 日記

民主党の討論会は、完全にヒラリーベースになったようですね。

そのきっかけは、サンダース氏(74)の「有権者もあのくだらないメール問題
には飽き飽きしている」とクリントンが回答をする前に助け船を出したことです。
ここをどうぞ。

それまでは、ヒラリーの顔には疲れが見え、おずおずとしていました。

助け舟と同時にいつものヒラリーが戻ってきて言いたい放題になりました。
つまらないので見るのをやめました。

折角、アンダーソン・クーパーがいいところをついているのに残念です。
一般有権者が一番知りたいところです。

民主党員同士、仲間うちの限界でしょうか。

サンダース氏に期待していましたが・・・


ロシア黄金の環の紅葉 

2015年10月13日 | 日記

9月中旬ロシアでは紅葉が始まりつつあった。
欧米の紅葉は黄色に染まるもの、紅に染まるのは日本の紅葉と。

ロシアもよかった。
緑と黄色と紅色の組み合わせ。
美しさは微妙な色の違いが生み出すもの。
紅色が一層鮮やかに感じられるロシアの紅葉だった。

黄金の環で車窓からの紅葉です。

これはダーシャではありません。田舎の普通のお家です。
窓枠や壁に装飾が施されています。

 

紅葉のロシア

 


鳴らない鐘ー鳴らないからこそ有名、何故だ

2015年10月12日 | 日記

モスクワのクレムリンには「鐘の皇帝」があります。
皇帝と呼ばれるのは高さ6.14m、重さ200トンで、世界最大の巨大な
鐘ゆえである。
しかし、残念なことに一度も鳴らされたことはない。
製造中に一部分が欠け落ちたためである。
しかし、イワン大帝の鐘楼の横に堂々と鎮座している。
人気のポイントである。

  
欠け落ちたかけらも一緒に飾ってある。その大きさを見てください。
如何に大きいかです。台の上に立っている私より大きいです。

  

クレムリンは今年の9月15日(日本時間)のこと。

今年はもう一つ鳴らないことで有名な鐘をみました。こちらは鐘を一度ついて
ヒビが入り、それ以降一度も鳴らされたことがないもの。
そうです。
フィラデルフィアの「自由の鐘」です。

  

こちらの方は極めて控えめな大きさです。大きさよりはアメリカ独立のシンボルとして
の意義ゆえ多くの人々が訪れます。自由のシンボルです。

  
今年の7月4日(日本時間、現地時間では独立記念日の前日7月3日)のこと。

どちらの鐘も製造年代は1700年台のこと。

鐘は本来「鳴るもの」である。鳴って当たり前。鳴らない鐘では鐘とは呼べない。

ただ鳴らすだけが目的であれば何でもいい。でも、音が出る以上のことを期待して
作られたときは、そしてそちらの方(シンボルと言いていいかも)が遥かに意味、
意義あるものであるときには、人知を超えたもの(神とか宇宙とかいう人もいる)が、
鳴ることを妨げるのかもしれない。
それでもこうして何百年も生きて人々の注目を集めるのは、鐘の後ろにある見えない
何ものかの訴える力ではないだろうか。

自由の鐘は自由を、鐘の皇帝は大きさ(偉大さ)を象徴しているのだろうか?
二つの国の違いをも表しているのだろうか?

今、米露は第二の冷戦時代かといわれるほど世界平和、秩序の在り方について
対立しているが、それはこの二つの鳴らない鐘に象徴されているのだろうか。

おまけです。
鐘楼の反対側には一度も発砲されたことない、当時は(1586年)は世界最大の
口径をもっていた「大砲の皇帝」がこれまた鎮座している。その前で。
なお大砲の前に置かれた弾丸は飾りとのこと。それでも一つ1トンの重さがある。

 

hi! good!