弁護士太田宏美の公式ブログ

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バレエ「白鳥の湖」とチャイコフスキーとノヴォデヴィチ修道院

2015年10月30日 | 日記

ロシアと言えばチャイコフスキー、チャイコフスキーと言えば白鳥の湖です。

モスクワ郊外にチャイコフスキーがバレエ曲「白鳥に湖」の構想を練ったといわれて
いる場所があります。

ノヴォデヴィチ修道院(世界文化遺産)の城壁の外にある湖の周囲です。
ノヴォデヴィチ修道院は改修中で一番高い鐘楼は覆われており、
最高の眺めとは言い難いですが、重要なスモレンスキー聖堂(大きい黄金のドーム)は
輝いており、まずまずではありました。

  

湖畔の公園は家族連れやお年寄りの憩いの場となっていました。

  

  

雰囲気も明るいものでした。

  

悲しい物語には到底相応しいとは言えない所になっていました。

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実は今回のロシア旅行ではサンクトペテルブルクで「白鳥の湖」のオプションが
ありました。が、参加人数の不足で不成立となりました。
白鳥の湖はイギリスでもまた日本ではボリショイバレエ団のものを見ているのですが、
それでもできれば本場でも鑑賞したいと思っていました。
諦めきれず、一人で参加しようかといろいろ調べました。
劇場はエルミタージュ劇場でした。同劇場の公式ホームページでチケットの購入が
可能なことは分かったのですが、エルミタージュ劇場が宮殿付属のプライベートな
劇場であったことなど不安要因がありました。
ホームページをいろいろ調べていると、”サワリ”部分の動画紹介がありました。
それを見て、やめることにしました。
一見して、セットや衣装が”学芸会”だったからです。

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さてチャイコフスキーの思索の場、湖に戻りましょう。

湖には白鳥ならぬカモの集団です。こんなに多いのは珍しいほどです。
のどかでいいですよね。

  

湖畔の公園にはこれまたのどかな、ユーモラスな風景が見えます。
親ガモに子ガモが8羽、行進しています。動きはそれぞれ異なっています。
よくできています。

  

これ、バーバーラ・父ブッシュ夫人の贈り物とのことです。
多分、バーバーラ夫人は湖のかもの集団を見てここがお気に入りになったものと
思われます。いかにも肝っ玉かあさん・バーバーラ夫人らしく微笑ましく感じました。

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”エルミタージュ”の白鳥の湖は、ひょっとして”かも”の湖だったかもしれないな?
一瞬、頭をよぎりました。

そうだ、折角の旅行だ。楽しまなくちゃ!!
お母さんカモの背に乗って8羽の子ガモを引き連れて大行進だ~!

  

チャイコフスキーさんには悪いのですが(本当はそう思っていません)、見逃した
「白鳥の湖」の代わりに「かもの湖」を楽しみました。しかも2万円強の節約まで
したのです。

hi! good good good!!