弁護士太田宏美の公式ブログ

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関西電力大飯原発の再稼働騒ぎについて思うこと

2012年04月16日 | 政治、経済、社会問題

唐突な原発再稼働の政府方針には驚くばかりです。

このブログで何度も書いていますが、要は、何かが必要になれば
すべてが基準内になるのです。
かられにとっては、言葉を変えるだけで、すべてが変わるのです。
こういうことなら子供でもできます。
何でそういうことがわからないのでしょうか。

というよりは、彼らはとりわけ民主党のマスコミに出て名前を売った人たちは
口先三寸で今の地位にあるわけです。
ですから、上手く言葉を選ぶこと、それによりマスコミを国民をその気にさせれば
良かったわけです。
それだけに頭を使ってきたので、それ以外の方法を知らないのです。

マスコミはまだその幻想下にあるようですが、国民の方はもう正体を
見極め、相手にしていません。

原発については、悲惨な事故を起こしたばかりです。
そして、安全性について、責任を持てる機関も専門家もいないことが
わかりました。
要は「安全」という言葉だけで、関係者すべてが無責任だったことが
暴露されたばかりです。

何の改善策もないまま、今度は必要だから安全だと言い出し、
再稼働をもくろんでいるのです。
悲惨な原発事故から何も学んでいないのです。

消費税も同じです。
馬鹿のように消費税増税をいうだけで、納得できる根拠を伴った
説明はありません。
本当に、短絡思考しかできないのですね。

こんな、馬鹿なことがあっていいのでしょうか。

やはり、政治を変えなければなりません。

再編などという小手先の改革ではすみません。
人の総入れ替えしかありません。

いつからこんな政治になったのでしょうか。