弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

橋下市長、市役所一体での選挙運動の実態を暴く

2012年04月04日 | 政治、経済、社会問題

台風並みの威力をもつ暴風による交通混乱を心配して、いつもより早めに
仕事を切り上げました。
地下鉄などの公共交通機関を使うようになってから学んだ生活の知恵です。

ということで、いつもより空いた地下鉄で帰宅です。

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大阪の橋下市長は、これまで誰も手を出さなかった、出せなかったところを
攻めているようです。
今度は役所丸抱えの選挙戦の実態を暴いたようです。
評価できるのは、特別顧問の弁護士を頼んで、しっかりとした調査をしている
ところです。
ただ、これは橋下氏だからできることです。
大抵は、次の自分の選挙を考えると、腰が引けてしまうものです。
つまり、今度は自分の番だというわけです。
頭を挿げ替えるだけで、組織そのものはいつも同じだからです。
橋下氏はそのような組織に乗っからなくとも当選できるからです。

「現職を支援する風土」というのは橋下氏も指摘するように
「全国の自治体に存在する病理」だからです。

ある意味みんなが知っていることですが、それを丹念に調査し、事実を認定し、
しかもそれを公表するという姿勢は誰にでもできることではなく、
やはり本当に改革の意思があるからだと評価します。

yomiuri online から拝借してきました。

 

 

みなさんのお住まいの役所に置き換えてみてください。
きっと納得されるはずです。

橋下氏の改革は、地に足がついた着実なもののようです。
一つ一つ丁寧に実行しています。
どっかの段階で沸騰点に達するのではないでしょうか。

「地方から国に」夢ではないかもしれません。

問題は、組織が大きくなったときの人選です。
問題解決力のある人が第一要件です。
演説がうまいとか知名度があるとか、・・・過ぎる人などというのは、
是非避けてほしいですね。

 

早めに帰ったので、ゆったりとした気分です。