無と空

ここ数年、誕生日に写経を薬師寺に納めるようにしてるんですが、今年は写経してなかったー

いつもは家で写経して薬師寺に郵送するんですが、都内に薬師寺の別院があったなと思い、今日、薬師寺の東京別院に行って写経をさせて頂きました

まずは仏様にお参りさせて頂いて、、

硯に水を垂らして墨をすります

なんとも言えない深い黒

墨の匂いが私の鼻を包みます

この感覚を味合うのはほんとに久しぶりです

これまで筆ペンで書いてたので

あー、ほっとする

今日はゆっくりゆっくり丁寧に書くことを目標に向き合います

雑念いっぱいすぎて字が踊りまくってる(笑)

特に「無」と「空」が書けない

しかも「無」と「空」は何回もでてくる

最近の私って、我が強すぎるのかな、、と反省

266文字を約1時間かけて書き上げました

最後にお願いごとも書くんですが、、仏様に何を願ったらいいんだろうとしばらく手が止まってしまいました

写経が終わってから、抹茶のサービスがあり一服頂きました



その部屋に好胤先生のお軸が飾られていました



かたよらないこころ

こだわらないこころ

とらわれないこころ

ひろくひろくもっとひろく

これが般若心経

空のこころなり



帰り道に思ったこと

かたよってるし、こだわってるし、とらわれてるよなー、私