がじんブログ

フィギュア小改造ネタばかりに。登場人物:いかすみ…妻 一遇,二遇,三遇…息子,娘,息子

figmaの初音ミクを雪ミクに改造する6(完成)

2011年09月13日 | 初音ミクfigma

figmaの雪ミク2011 完成しました。

とりあえず四方から見てみましょう。





もしも今,札幌で冬季オリンピックが開催されたなら,テーマ曲は初音ミクの歌う「虹と雪のバラード」になるんでしょうか。


塗装の参考のためだけに入手した「ねんどろいど」。雪の結晶デカールも,このパッケージに描かれたものをデジカメで撮影してパソコンで加工したものでした。
そもそもこれが製品としての「雪ミク2011」で,この照れ顔の印象が強いので,負けじと笑顔をリペイントしてみましたが・・・。


イマイチですね。ただの気弱ミクに見えます。


基本色は,銀は普通のシルバー(クレオスの8番),青い所はシルバーの上にクリアブルーとシアンでコートしてメタリックブルーにしています。






頭は塗装の塗り替えが主です。髪留めの四角にある青い線は銀の塗装の上にクリアブルーのデカールを細切りにして巻いています。
ジョイントは,元が緑色で使いようがないので,アマゾンで白いジョイントが使われているfigmaの補修部品を探しました。
髪は白~クリアブルーとシアンでグラデーションをつけ,Mr.クリスタルカラー(パール塗料)のサファイアブルーでコートしています。
雪の結晶はデカールです。
そういえば,前におうちdeデカールなるもので自作デカールを紹介しましたが,あれは表面に糊がついていて表面がすごく荒れてしまい,つかいものになりませんでした。仕方ないので普通のクリアデカールを用意して,レーザープリンタで印刷しなおしています。いずれにしても銀色は出せませんので,灰色でお茶を濁しています。
違うデザインの白い雪の結晶のデカールも作りたいのですが(用途はナイショ),さて,どうしたものか。


耳あては,王蟲のプラモデルの目にパテで土台を作ったものに,元のマイクを移植しています。



最後までてこずったマフラーは,いかすみの裁縫が無理そうだったので,とりあえずエポキシパテで試作していたものをブラッシュアップして完成としました。えりの部品を外して,首にはめこむ方法にしています。
前に伸びた部分は,首に巻いた部分と別部品にしてあり,マスキングテープで(そんなんで良いのでしょうかね?)適当に繋いであります。写真をいくつか見ていただくとわかりますが,適度に動くので,ポーズをつけたときに干渉しません。
マフラーは本当は服と同色の白みたいですが,服をパールにしたので,マフラーまで同じにするとバランスが悪そうだったので,つや消し仕上げにして質感をかえてあります。
はじっこのビラビラは,つかわないフィギュアーツの指をスライスしてつけたものです。それを知って見ると気持ち悪いかもしれません。


ネクタイはシルバーにクリアーブルーを数種類重ねたメタリックブルーにしました。本当は雪の結晶がつくのですが,自作デカールがメタリックブルーに負けて全然発色せず,貼っても蜘蛛の巣がかすかについているようにしか見えなかったので,省略しました。
ちなみに,元のfigmaでは,ネクタイはえりのパーツにつながっていますが,マフラーと干渉するので,服につけています。



ミトンの手袋は,使わない手の指を詰めて,瞬着パテを盛り付けて作りました。はじめは大きさをよく考えずに作ったのですが,形が出来て試着したら,袖に干渉していて,メタリックブルーの塗装をガリガリと剥いでしまい,補修するのが大変でした。


胴体は,完全に分解し,ぶつかる部分を削り,可動範囲を大きくしています。服は,最初はクールホワイト一色でしたが,仮組みした時に,手足やスカートのシルバーに完全に負けていたので,Mr.クリスタルカラーのムーンストーンパールでコートしました。


スカートにはマーキングがあるようですが,資料が無かったことと,寒色でまとめているところに明らかに浮いた色が入るのが嫌だったので省略しました。
ところで,これを作っている時に福山雅治のラジオを聞いて知ったのですが,絶対領域というのですね。肌色のとこ。
ちなみに,パンツも写したのですが,さすがに掲載は自粛しました。銀色にして衣装っぽくしてあります。


膝と甲にある謎の点は,塗装が面倒くさくなり,ドリルで穴をあけてクリアパーツをはめました。足の塗装が終わってからやったので,少し塗装を傷めています。
ももの鍵盤模様は,シルバーのデカールを適当に切って貼っています。よくみるとすごく汚いです。じっくり見ないでください。

特に意味の無い比較

本家のかわいさにはかないません。


左の見慣れた色が,本来の製品です。すごく簡単に言うと,これを塗り替えて右にしたということです。なんで2個あるのかは聞かないでください。
ミクはいつもアンクの腕がついて飾られているので,普通の状態になったのはひさしぶりです。ウチのミクがつかむべき腕はきっとアンクです。


figmaのミクを並べてみます。左からアペンドミク,真ん中は今回の改造品雪ミク2011,右が普通の初音ミク。なんでアペンドミクまであるのかは聞かないでください。
こうやって並ぶと,アペンドミクって性格悪そうですね。でもアペンドミクには一番アンクが似合ったりします。
ちなみに,私は単にアクションフィギュアが好きなだけなので,よく売られている固定ポーズのミクを買うことはありません。可動にするとか,そういう動機がない限り。
逆に言うと・・・,まぁ言いません。


作り始めたときは元々の緑色に見慣れていたので,雪ミクに思い入れはなかったんですが,ここまでびっちりと手をかけていたら,いつのまにかこっちの方が気に入りました。
ただ,工作は適当な思いつきで,軽い気持ちで始めたものの,マフラーひとつ十分に作れず,サーフェイサーもクリアコートの缶スプレーも失敗しまくり,デカール作りも大苦戦,エアブラシも四苦八苦,長年模型を趣味にしながら,ずいぶんと自分のスキルが低いことに気づかされました。
同じ物にリベンジする元気はありませんが,次回以降のネタ(わかった人はもうわかったと思います)ではもうちょっと良いものを完成させたいものです。でも,その前にレインボーミラクルライトでも用意しますか。

作りながら参考にしようと思い検索したのですが,その限りではfigmaを雪ミクにしたという作例は無さそうでした。恐らく上手い人が作れば,私のものよりはるかに良い物を作れると思います。
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。

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